これがシンクロという名の俺たちの絆!「STRUCTUREストラクチャー デッキ – パワー・オブ・フェローズ -」で強化された【シンクロン】を紹介!

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これがシンクロという名の俺たちの絆!「STRUCTUREストラクチャー デッキ – パワー・オブ・フェローズ -」で強化された【シンクロン】を紹介!

はじめに

爆アドォォォォ!アドえもんです!!
今回は9月6日に発売された「STRUCTUREストラクチャー デッキ - パワー・オブ・フェローズ -」で強化された【シンクロン】について紹介します。

今回の商品では遊星が使用したカード達の中でも特に《ジャンク・ウォリアー》をサポートするようなカードが大量に追加され、アニメ最終回の激熱シーンを思い出させる強烈な一撃を相手に叩き込む事が可能になりました。

遊星デッキは元々【シンクロン】【スターダスト】【ジャンク】【ウォリアー】など多種多様な名称を指定するテーマが共存しているデッキなので、その中に今回【ジャンク・ウォリアー】まで追加された事でパニック状態のデュエリストも多いと思いますが、一見バラバラに見える個々の特性を繋ぎ合わせて巨大なシンクロモンスターを場に呼び出すムーヴは正に「不動遊星」そのものと言って良いでしょう。まぁ大体は《ジャンク・スピーダー》が無理やり束ねているイメージなんですけどね!!!


今回の記事では新規カードの紹介をしつつ、後半では新たな仲間を用いたサンプルレシピを元に展開ルートや現状の強味なども合わせてお届けします。

目次

【シンクロン】とは


【シンクロン】は「遊☆戯☆王5D's」にて主人公「不動遊星」が使用したカード群を用いて、爆発的展開力による連続シンクロ召喚を行うデッキです。

現在では「○○シンクロン」というネームのモンスターが増え、それらが展開の中核を成している事から「遊星っぽいカードで構成されたデッキ」の事を総称して【シンクロン】と呼んでるプレーヤーが多い印象です。

時代を遡れば遊星カードをメインに据えた「クイックダンディ」「ジャンクドッペル」「勇者シンクロ」なども同じ系譜のデッキとなり、これらの進化先が現状の【シンクロン】と言って良いかもしれませんね。

展開の中心となるシンクロモンスターが《ジャンク・スピーダー》で、このモンスターの着地から大量の【シンクロン】を呼び出して一気にアドバンテージを稼ぎます。

《ジャンク・スピーダー》の効果が通ればシンクロモンスターで行える範疇ならどんな最終盤面も大抵可能になるので、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》等の超大型シンクロモンスターを大量に並べても良し、《フルール・ド・バロネス》や《ナチュル・ビースト》等の汎用マジレスモンスターを並べても良し、《ドリル・ウォリアー》などの爺カードを大量に並べても良しと、プレーヤーの好きなモンスターで相手の倒し方を選べるのが大きな特徴です。


良いか悪いか、楽しいか楽しく無いかはさておき、”このモンスターの効果が通るかどうか”が勝負の分かれ目になるほど展開の比重が大きい存在と言えるでしょう。

【 シンクロモンスター 】
星 5 / 風 / 戦士族 / 攻1800 / 守1000

「シンクロン」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「シンクロン」チューナーを可能な限り守備表示で特殊召喚する(同じレベルは1体まで)。この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このターンにS召喚したこのカードがモンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。


新規カード紹介

新規カード達は先述した通り《ジャンク・ウォリアー》を名称サポートするカードで構成されていますが、殆どが遊星のカード達に繋がる効果かつ展開力を底上げしているため【シンクロン】でも活躍するカードばかりです。

今回追加された7種類を1枚ずつ見ていきましょう。

【 効果モンスター 】
星 2 / 風 / 戦士族 / 攻900 / 守400

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
「ジャンク・シンクロン」1体または「ジャンク・ウォリアー」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの以下のモンスターの攻撃力は、自分バトルフェイズの間だけ900アップする。
●「ジャンク・ウォリアー」のカード名が記されたモンスター
●元々のカード名に「ウォリアー」を含むSモンスター

自身の召喚・特殊召喚時に《ジャンク・シンクロン》《ジャンク・ウォリアー》のカード名が記された魔法・罠カードをサーチする効果と、場に存在する限り《ジャンク・ウォリアー》サポートのモンスターと「ウォリアー」Sモンスターの打点を900上げる永続バフ効果を持っています。

遊星が愛用した《スピード・ウォリアー》のリメイクとなり、各種サポートカードへのアクセスで初動カードとして活躍でき、後半の全体バフ効果もレベル2以下のモンスターの打点を吸収する《ジャンク・ウォリアー》と合わせる事で暴力的打点を生み出せるシナジーの強い効果です。

これから紹介する新カードは全て《ジャンク・ウォリアー》のカード名が記されたカードなので、このモンスターで全てサーチが可能になります。

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから以下のモンスターを1体ずつ手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
●「ジャンク・シンクロン」
●「ジャンク・ウォリアー」「スターダスト・ドラゴン」のいずれかのカード名が記されたモンスター
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ下げる。
さらにこのターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分のメインフェイズに「シンクロン」モンスター1体を召喚できる。

発動時に《ジャンク・シンクロン》《ジャンク・ウォリアー》《スターダスト・ドラゴン》の名前が記されたモンスターを手札に加えてその後手札を1枚捨てるサーチ効果と、墓地から除外する事で自分のSモンスターのレベルを1つ下げて【シンクロン】を追加召喚する展開効果の2つの役割を持ったカードになります。

サーチ範囲が超優秀で新規カードだけでなく既存の遊星カード達にもアクセスする事ができ、このカード自身にも《スターダスト・ドラゴン》の名前が記されている事で《スターダスト・シンクロン》等からもサーチ可能な点が素晴らしい相互性を生み出しています。

この性質のおかげで《シンクロ・フェローズ》自身が単体初動でありながら、このカードに繋がる《フルスピード・ウォリアー》と《スターダスト・シンクロン》も単体初動となり、【シンクロン】のテーマ内に3種類の単体初動が生み出されたのは大きな変化と言って良いでしょう。

後半の効果も腐る事が無く、特に召喚時にしか効果を発動できない《ジャンク・シンクロン》の効果をアクティブにしてくれる展開方法なのはナイスデザイナーズコンボだ。

【 チューナーモンスター 】
星 1 / 地 / 機械族 / 攻700 / 守100

このカードは「シンクロン」チューナーの代わりとしてS素材にできる。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「シンクロン」チューナーを素材とするSモンスターをS召喚する場合、手札のこのカードもS素材にできる。
②:自分フィールドの以下のモンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにフィールド・墓地のこのカードを除外できる。
●「ジャンク・ウォリアー」のカード名が記されたモンスター
●元々のカード名に「ウォリアー」を含むSモンスター


自身を各種【シンクロン】チューナーの代用としてS素材にできる効果に加え、①の効果で特定の【シンクロン】チューナーを必要とするSモンスターの素材となる場合に手札からS素材にできる効果を持つモンスターです。

後半の効果は《ジャンク・ウォリアー》と【ウォリアー】Sモンスターの破壊時に墓地から自身を除外する事で肩代わりできる汎用的な効果となっています。


注目すべきは①の効果で手札からのシンクロ召喚で手数を増強できつつ、このカードをサーチできる《フルスピード・ウォリアー》と組み合わせると後述する新規Sモンスター《スクラップ・ウォリアー》を呼び出してさらに展開を継続する事が可能となっています。

他にもレベル4モンスターと手札シンクロして直接《ジャンク・スピーダー》に繋げたり、《ジェット・ウォリアー》になれば突発的な盤面荒らしを可能です。場に出ている間は普通のチューナーとしても運用できるので腐る事のない1枚と言えるでしょう。

遊星を”ガチのマジで”支え続けた《くず鉄のかかし》がモンスター化したと考えると、ちょっとエモい存在だったりもする。

【 シンクロモンスター 】
星 3 / 地 / 戦士族 / 攻1700 / 守100

「スクラップ・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合に発動できる。
「ジャンク・シンクロン」1体または「ジャンク・ウォリアー」のカード名が記されたカード1枚をデッキから選び、手札に加えるか墓地へ送る。
②:「スクラップ・ウォリアー」以外の自分フィールドの以下のモンスターが発動した効果は無効化されない。
●「ジャンク・ウォリアー」のカード名が記されたモンスター
●元々のカード名に「ウォリアー」を含むSモンスター

S召喚成功時に《ジャンク・シンクロン》《ジャンク・ウォリアー》のカード名が記されカードをサーチするか墓地に落とす効果と、《ジャンク・ウォリアー》のサポーターと【ウォリアー】Sモンスターの効果を無効化されなくなる耐性を付与するモンスターです。

先述した《フルスピード・ウォリアー》と《スクラップ・シンクロン》の組み合わせで簡単に呼び出す事ができ、さらなる展開カードに繋げながら《シンクロ・フェローズ》の後半の効果のトリガーにもできる優れたヤツ。

後半の無効耐性についても《ジャンク・スピーダー》が耐性の範囲外な事に理性を感じながらも、余裕がある場合はこのカードをある程度維持しながら展開をする事も重要なプレイとなる。

【 効果モンスター 】
星 2 / 地 / 機械族 / 攻800 / 守800

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手ターンに、このカードが墓地に存在し、「アンカーボルト・ヘッジホッグ」を除く、「ジャンク・ウォリアー」またはそのカード名が記されたモンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

お互いのターン中に《ジャンク・ウォリアー》かそのカード名が記されたモンスターが存在する場合に、墓地から自身を特殊召喚できる効果を持ったカード。

《ボルト・ヘッジホッグ》のリメイクらしい能力だが、お互いのターン中にフリーチェーンで特殊召喚できる速効性や、特殊召喚後に場を離れても除外されない事から継続リソースになったり等、しっかり令和のカードらしいパワーアップを果たしている。

各種カードからサーチが容易なので、《シンクロ・フェローズ》等から手札に加えてコストにしたり、《スクラップ・ウォリアー》で直接墓地に叩き落とす事で簡単に展開に絡める事ができる。

【 効果モンスター 】
星 2 / 地 / 機械族 / 攻800 / 守800

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手ターンに、このカードが墓地に存在し、「アンカーボルト・ヘッジホッグ」を除く、「ジャンク・ウォリアー」またはそのカード名が記されたモンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

チューナーが自分の墓地に送られる事をトリガーとして自身を手札・墓地から特殊召喚し、《ジャンク・ウォリアー》本体かその名が記されたモンスターが場に存在していれば打点1900以上のモンスターを守備表示にする効果を持っている。

《アンカーボルト・ヘッジホッグ》と異なり自身の効果で場に特殊召喚すると除外されてしまうので継続リソースにはならないが、同じ要領で墓地に落としておくことで容易に展開に絡める事が可能。

オリジナルの《ロードランナー》の守備寄りな効果を上手く再現した能力だが、相手ターン中に出せば攻撃の中断、自分のターン中に出せば《ジャンク・ウォリアー》のキルをサポートするといった形で、攻守両面で活躍できるいぶし銀な効果となっている。

【 シンクロモンスター 】
星 8 / 闇 / 戦士族 / 攻2900 / 守2300

「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合に発動できる。
自分の墓地からレベル2以下のモンスターを可能な限り特殊召喚し、このターン、そのモンスターの効果は発動できない。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は1回しか特殊召喚できない。
②:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、このカードを除外して発動できる。
EXデッキから「ジャンク」Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。


ここまで紹介したカードは基本的には確定枠としてデッキに採用されるカードになるが、ここから紹介する2枚はプレーヤーによって採用を健闘するカードとなる。

1枚目の《ジャンク・ウォリアー・エクストリーム》は新商品の看板モンスターなのでこの立場になってしまうのは物悲しいが、決して性能が低いわけではない。


①の効果はS召喚時に墓地からレベル2以下のモンスターを可能な限り特殊召喚する爆発的な展開能力の代償として、その後ターン終了時まで1回しか特殊召喚できないという重すぎる誓約をプレーヤーに課すド派手過ぎる効果。

そこから連動する②の効果は戦闘で相手モンスターを破壊した際に自身を除外する事でEXデッキから《ジャンク・ウォリアー》をS召喚扱いで直接場に呼び出す能力となっている。

①の効果でレベル2以下のモンスターを大量に準備し、②の効果で呼び出した《ジャンク・ウォリアー》の効果でその攻撃力を吸い上げてキルを狙うフィニッシュ能力に特化した性能がこのカードの魅力だ。蘇生先に全体バフを行える《フルスピード・ウォリアー》を絡めれば攻撃力は青天井になり、各種カードでサーチ可能な《スクラップ・フィスト》を使えばアニメ再現をしながら凄まじき火力であいてを塵芥にする事ができるだろう。

《ジャンク・ウォリアー・エクストリーム》の展開に関連カードを使用していれば着地に成功するだけで十分キルを狙える性能となっている。

《フルスピード・ウォリアー》の打点バフ、各種カードでサーチ可能な《スクラップ・フィスト》を重ねることで大抵の状況を1パンで解決できるだろう。


採用が分かれる理由としては展開効果を使用した際の制約がデカすぎるのと、自身が妨害効果を持たないので先行だと役割が薄れる点が大きい。

後攻からこのカードを使えば少ない枚数でフィニッシュを決めやすいという強味もあるが、EXデッキを2枠消費してしまう点や安全性を確保するなら《スクラップ・フィスト》もメインデッキに採用する必要も出てくるためデッキの枠を消費してしまうのも痛い。

特にEXデッキに関しては選択肢が膨大な【シンクロン】にとって2枠潰してまで採用するかどうかがプレーヤー間でも意見が分かれるポイントで、後手捲りも似たような手数で同じくキル能力の高い《サテライト・ウォリアー》等のライバルが居るのも我々を悩ませる。


とはいえ独自の爆発力は魅力的だし、何よりやっている事がエモすぎるので採用したいと強く思うプレーヤーが数多いのも事実…。

採用するなら展開効果を使用した後のデメリット込みで先行展開プランを立てるのが現実的に感じる。

相手ターン中にシンクロ召喚ができる《フォーミュラ・シンクロン》を用意したり、蘇生先のモンスターには地属性が多いため1体で多くのデッキを葬れる《ナチュル・ビースト》を立てるなど、先行でもこのカードを強く使えるプランを容易する事が重要になるだろう。

【 通常罠 】

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分のデッキ・墓地からレベル1チューナー1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在し、「ジャンク・ウォリアー」またはそのカード名が記されたモンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。

発動時にデッキ・墓地からレベル1チューナーを手札に加えるか墓地に送る効果と、自身が墓地に存在する場合に《ジャンク・ウォリアー》かそのカード名が記されたモンスターが場に存在していると自身を再セットできるリソース力のあるカードだ。

レベル1チューナーであれば何でもアクセスできる点は優秀で、手札誘発である《エフェクト・ヴェーラー》をサーチして妨害に変換したり、他テーマで相手ターン妨害に繋がる《水晶機巧-クオン》《インフェルノイド・デカトロン》等にアクセスできるのも面白いかもしれない。

【シンクロン】デッキであれば《クロスロードランナー》の蘇生効果にチェーンする形で発動できれば追加効果の条件を達成させて相手を全員守備に!…といった感じのアニメ映えしそうな防御プランを狙えたりもします。


とはいえ気になるのが罠特有の発動までのタイムラグと、単体では妨害にならない性能だろう。

昨今の罠カードは手札から直接発動できたり、墓地から直接妨害できたりなど暴れん坊な連中が多いので比較するとどうしても見劣る性能になっている。地味に①と②の効果がいずれかターン1なのも理性が働き過ぎだ。

加えてこの手のサーチが可能なテーマの罠カードは単体で妨害できる性能の場合は展開の”余剰”等でサーチしておけば、モンスター側だけでなく魔法・罠側でも妨害が構えられるのでそこを評価されがちなのだが、このカードの場合はその役割を果たせないのも非常に痛い。


ただ前述した通りリソースになりつつ色んなカードに触れる性能ではあるのでカジュアルデッキ適正は非常に高いのは素晴らしい。

アニメでも遊星は数多のよく分からない罠カードを駆使してデュエルしていた印象が強いので、ある意味その再現と言っても良いだろう(?)

悲観するほど弱くも無いが、トーナメントシーンで活躍できるほど強くもない、面白いカードといった評価が適切だ。


【シンクロン】デッキの展開例&サンプルレシピ

続いて新カードを用いた【シンクロン】デッキの展開例を紹介しよう。
まず初めにサンプルレシピがコチラになる。



今回の新規カードで強化された点は主に3つ。

  1. 《フルスピード・ウォリアー》《シンクロ・フェローズ》《スターダスト・シンクロン》の3種に付随するカードによる手厚い初動
  2. コスパ良く1度誘発除けができる《ジャンク・スピーダー》を通すルートの誕生
  3. 《ジャンク・ウォリアー・エクストリーム》による捲り性能とサブプラン

【シンクロン】は生命線となる《ジャンク・スピーダー》を通すために各種カードを使って誘発や妨害をケアし、超展開で制圧モンスターを並べるか後手1キルを狙っていくのがメインプランだ。

1.2に関して連動した要素となり、《フルスピード・ウォリアー》《シンクロ・フェローズ》を用いた初動プランに関しては誘発を1回耐えられる《ジャンク・スピーダー》着地のルートなのでそれぞれ紹介しよう。

3に関しては所説あるかもしれないが、こんなにカッコいいモンスターが弱い訳が無いので信じて使ってみよう。

なお《ジャンク・スピーダー》が通った先の展開ルートに関しては本当に何でもできて長すぎるため、ここではスピーダー着地までの共通ルートを紹介させて頂く。

一応記事の最後にはサンプルルートとして上記デッキを使用した場合での先行展開も載せるが、スピーダー展開は各々がデッキスロットと相談しながら好みに合わせて調整すれば良いと筆者は考えているので参考程度にみてくれると嬉しい。


【使用カード/条件】
《フルスピード・ウォリアー》or《シンクロ・フェローズ》+手札コスト×1始動


【展開ルートA:《フルスピード・ウォリアー》の場合】

  1. 《フルスピード・ウォリアー》を通常召喚し効果発動→デッキから《シンクロ・フェローズ》をサーチ
  2. 《シンクロ・フェローズ》を発動→デッキから《ジャンク・シンクロン》と《スクラップ・シンクロン》をサーチし、手札コスト×1を捨てる
  3. 《スクラップ・シンクロン》の効果を適用し《フルスピード・ウォリアー》と手札の自身で《スクラップ・ウォリアー》をS召喚
  4. 《スクラップ・ウォリアー》の効果を発動→デッキから《アンカーボルト・ヘッジホッグ》を手札に加える
  5. 墓地の《シンクロ・フェローズ》の効果発動→自身を除外して《スクラップ・ウォリアー》のレベルを1つ下げて《ジャンク・シンクロン》を追加召喚
  6. 《ジャンク・シンクロン》の効果発動→墓地から《スクラップ・シンクロン》を特殊召喚
  7. 《スクラップ・シンクロン》とレベルの下がった《スクラップ・ウォリアー》で《THE・スターハム》をS召喚
  8. 《THE・スターハム》の効果発動→手札の《アンカーボルト・ヘッジホッグ》を捨てて墓地から《スクラップ・シンクロン》を特殊召喚
  9. 《アンカーボルト・ヘッジホッグ》の効果発動→場に《スクラップ・シンクロン》が居る事で自身を特殊召喚
  10. 《スクラップ・シンクロン》と《THE・スターハム》で《虹光の宣告者》をS召喚
  11. 《ジャンク・シンクロン》と《アンカーボルト・ヘッジホッグ》で《ジャンク・スピーダー》をS召喚
  12. 《ジャンク・スピーダー》の効果発動→デッキから任意の【シンクロン】を展開しスピーダー展開へ


【展開ルートB:《シンクロ・フェローズ》の場合】

  1. 《シンクロ・フェローズ》を発動→デッキから《ジャンク・シンクロン》と《フルスピード・ウォリアー》をサーチ
  2. 《フルスピード・ウォリアー》を通常召喚し効果発動→デッキから《スクラップ・シンクロン》をサーチ
  3. 盤面に《フルスピード・ウォリアー》、手札に《ジャンク・シンクロン》と《スクラップ・シンクロン》、墓地に《シンクロ・フェローズ》が揃った事で「展開ルートA」の手順3と同じ展開が可能となる。

【結果】・《虹光の宣告者》により1妨害をケアした状態で《ジャンク・スピーダー》展開を開始できる

誘発ケアなどは難しいが、他のカード《ジャンク・スピーダー》の展開に入れるパターンは従来の方法に加えて他にも複数存在している。


【使用カード/条件】
《スターダスト・シンクロン》

【展開ルート】

  1. 《スターダスト・シンクロン》を通常召喚して効果を発動→デッキから《シンクロ・フェローズ》をサーチ
  2. 《シンクロ・フェローズ》を発動→デッキから《ジャンク・シンクロン》と《クロスロードランナー》をサーチし《ジャンク・シンクロン》を手札から捨てる
  3. 《クロスロードランナー》の効果発動→《ジャンク・シンクロン》が墓地に行ったことで手札から自身を特殊召喚
  4. 《クロスロードランナー》と《ジャンク・シンクロン》《ジャンク・スピーダー》を特殊召喚

他にも《ジャンク・スピーダー》を簡易的に作る手段としては・【マルチャミー】等のレベル4モンスターと《スクラップ・シンクロン》を組み合わせる・《ジャンク・コンバーター》から《ジャンク・シンクロン》をサーチし、《ジャンク・シンクロン》通常召喚から効果を発動して素材を揃えるなどの方法から《ジャンク・スピーダー》を開始することが可能だ。

最後に上記で紹介した《虹光の宣告者》《ジャンク・スピーダー》から先のサンプル展開も紹介しよう。

【条件】《ジャンク・スピーダー》《虹光の宣告者》が盤面に揃っている状態


【展開ルート】

  1. 《ジャンク・スピーダー》の効果でデッキから《ジェット・シンクロン》《レボリューション・シンクロン》《スターダスト・シンクロン》《ホイール・シンクロン》を特殊召喚
  2. 《スターダスト・シンクロン》の効果発動→デッキから《スターダスト・イルミネイト》を手札に加える
  3. 《レボリューション・シンクロン》と《ジャンク・スピーダー》で《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》を特殊召喚
  4. 《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》の効果発動→墓地からレベル2以下のチューナーである《スクラップ・シンクロン》を特殊召喚
  5. 《ホイール・シンクロン》を非チューナーとして扱い《ジェット・シンクロン》と合わせて《瑚之龍》をS召喚
  6. 《ジェット・シンクロン》の効果を発動しデッキから《ジャンク・シンクロン》をサーチ
  7. 《スターダスト・イルミネイト》を発動→条件が達成されているためデッキから《スターダスト・トレイル》を特殊召喚
  8. 《スターダスト・シンクロン》と《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》で《赤き竜》をS召喚
  9. 《赤き竜》の効果を発動しデッキから《シンクロ・ランブル》をサーチ
  10. 《瑚之龍》と《スターダスト・トレイル》で《フルール・ド・バロネス》をS召喚
  11. 《瑚之龍》の効果で1枚ドロー
  12. 《赤き竜》の効果発動→《フルール・ド・バロネス》を対象に自身をEXへ戻し《深淵の神獣ディス・パテル》をS召喚
  13. 墓地の《スターダスト・シンクロン》の効果発動→自分の場の《スクラップ・シンクロン》をリリースして自身を特殊召喚
  14. 墓地の《スターダスト・トレイル》の効果発動→モンスターのリリースに反応して自身を特殊召喚
  15. 《スターダスト・シンクロン》と《スターダスト・トレイル》で《PSYフレームロード・Ω》をS召喚
  16. 《PSYフレームロード・Ω》の効果発動→自身を除外しながら相手の手札1枚をランダムに一時除外
  17. 《深淵の神獣ディス・パテル》の効果発動→除外状態の《PSYフレームロード・Ω》を特殊召喚
  18. 再び《PSYフレームロード・Ω》の効果発動→自身を除外しながら相手の手札1枚をランダムに一時除外
  19. 《シンクロ・ランブル》を発動→墓地からチューナーモンスターである《ホイール・シンクロン》を特殊召喚
  20. 《ホイール・シンクロン》の効果発動→手札の《ジャンク・シンクロン》を追加召喚
  21. 《ジャンク・シンクロン》の効果発動→墓地から《フルスピード・ウォリアー》を特殊召喚
  22. 《ジャンク・シンクロン》と《フルスピード・ウォリアー》で《アクセル・シンクロン》を特殊召喚


【結果】

  • 《フルール・ド・バロネス》による無効1妨害
  • 《深淵の神獣ディス・パテル》によるモンスター効果無効or破壊妨害
  • 《虹光の宣告者》で無効1妨害
  • 《虹光の宣告者》の効果使用後に《古聖戴サウラヴィス》を手札に加え場のモンスターを対象にとる効果を無効
  • 《アクセル・シンクロン》の効果で相手ターン中に《ホイール・シンクロン》と合わせて《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》をS召喚して1枚除外妨害
  • 《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》の素材に闇・光を含んでいるのでSモンスターにモンスター効果耐性&戦闘耐性
  • 《PSYフレームロード・Ω》の効果で相手の手札を次の自分のスタンバイフェイズまで2枚除外

最後に

今回は新カード交えた【シンクロン】デッキを紹介しました。


【シンクロン】デッキは展開・構築の選択肢も多く、妨害を受けた際のアドリブプラン等も試されるやりがいのあるデッキタイプなのでぜひ挑戦してみてください!


皆もやろうぜ!シンクロ召喚!


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