【DM歴代名作デッキ】Vol.148~青単成長ダンテ~【週刊:神結コラム】

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【DM歴代名作デッキ】Vol.148~青単成長ダンテ~【週刊:神結コラム】

 こんにちは、神結です。

 今回も前回に続いて、デュエプレ新弾でリリースされたカードからお話ししておこうかと思います。

 中でも創意工夫のある点ということで、面白いデッキの方を持ってきましたのでぜひ。

 

 「歴代名作デッキ紹介」と題しまして、過去の名デッキの振り返りをしていくこの企画。

 今回は【青単成長ダンテ】です。

 

目次

本日の名作デッキ紹介

天才のお気に入り 「青単成長ダンテ」

 というわけで今回の名作デッキは【青単成長ダンテ】になります。

 リストはこんな感じ。


 このデッキはですね、最初に見たときにかなり感銘を受けました。

 まぁ主役自体は一応《時の法皇 ミラダンテXII》なので、先に紹介しておきます。

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー12000 / コスト8

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。
そうしなければ、カードを1枚引く。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。 

 でもこのデッキはそうじゃなくてですね。青単という構想と、様々なシークレットテクニックを備えていたかなりの意欲作なんですよ。

 まず目を惹くのが、一番左上に置かれた《貝獣 ホタッテ》でしょう。

【 NEOクリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー2000 / コスト1

NEO進化:自分の水のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
このクリーチャーは、進化クリーチャーである時しか攻撃できない。

 

 準バニラのようなテキストではありますが、このデッキを成立させているといって差し支えないでしょう。

 基本的には1コストのNEOクリーチャーということで、超軽量進化速攻カードとして運用することになります。《エンペラー・ティナ》とかと同じですね。

 ただNEO進化ということで進化元問わないというのは、大きなメリットです。

 序盤は第一次成長のための起点としての運用が基本ですが、中盤以降ではブロッカーとして成長過程の《音精 ラフルル》を殴り返しから守ったり、進化速攻で押し込み打点として運用したりと、もちろんそこに《音精 ラフルル》を絡められたりと、かなりデッキを支えてくれるカードになります。

(プレミアム殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー5000 / コスト5

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ-光または水のクリーチャー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、相手は呪文を唱えられない。

 またこのデッキは一定以上の防御力も備えているのも魅力でしょう。

 他の成長デッキは、成長コンボにオールインしたアグロデッキであり、青単成長にはあのような再現性はありません。しかし受けという点で、しっかりと差別化できているのです。

 その軸となっているのが、《斬隠蒼頭龍バイケン》でしょう。

【 クリーチャー 】
種族 ポセイディア・ドラゴン / シノビ / 文明 水 / パワー6000 / コスト6

W・ブレイカー
相手のターン中にこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
自分のシノビの「ニンジャ・ストライク」能力を使った時、カードを1枚引いてもよい。

 ご存じの方も多いでしょうが、このカードは単なるマッドネスに留まらず、相手ターンであれば手段を選ばずにバトルゾーンに出てこられる点、そしてその場合クリーチャーバウンスが出来る点など現代流のマッドネスカードと大きく異なります。

 そしてその《斬隠蒼頭龍バイケン》の特性を、このデッキはもっとも生かしたデッキと言えるかもしれません。

 とにかく、《斬隠蒼頭龍バイケン》を出す手段が豊富です。

 ひとます《怒流牙 佐助の超人》との組み合わせは王道と言えます。

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント / アースイーター / シノビ / 文明 水/自然 / パワー3000 / コスト4

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■ニンジャ・ストライク5
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。その後、カードを1枚、自分の墓地からマナゾーンに置く。

 しかしこのデッキにはもっとスゴイカードも存在していて、それが《拘束の毒 ジェリフィ》ですね。

【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー2000 / コスト5

S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、好きな枚数の水のカードを自分の手札から捨ててもよい。こうして捨てたカード1枚につき、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーは、次の自分のターンのはじめまで、攻撃もブロックもできない。

 効果は登場時に好きな枚数の手札を切れて、その枚数分相手の動きを止められるというもの。ぶっちゃけこのデッキでしか見たことありません。

 しかしこのデッキにおける威力は抜群で、《プラチナ・ワルスラS》などで手札を増やしながら攻め込めるため手札枚数自体が維持しやすく、更に《斬隠蒼頭龍バイケン》を繰り出すことも出来るので、これさえ踏めばだいたい相手は止まることになります。

 そして極めつけは《一なる部隊 イワシン》

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー1000 / コスト2

■このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。

 墓地ソの墓地肥やしとして使われることの多いカードですが、このデッキにおいてはアタッカー兼進化元です。

 《一なる部隊 イワシン》で攻め込まれた相手は、殴り返しを躊躇することになります。何故なら、破壊すると《斬隠蒼頭龍バイケン》が飛び出てくるからです。

 ちなみに《一なる部隊 イワシン》の場合はテキストの書き方的に《プラチナ・ワルスラS》《貝獣 ホタッテ》の進化元となっていても「墓地に置かれた時」で効果が起動するため、殴り返されて破壊されてもそのまま《斬隠蒼頭龍バイケン》に繋がるわけですね。

 また《エメラル》で楯を仕込んだ場合は《一なる部隊 イワシン》《拘束の毒 ジェリフィ》の二択に持ち込むことができ、それで相手の《熱き侵略 レッドゾーンZ》との読み合いに持ち込む……というテクニックもあったりしました。

 なお最終的に盤面に登場した《斬隠蒼頭龍バイケン》はそのまま《時の法皇 ミラダンテXII》へとチェンジが可能なので、本当に《斬隠蒼頭龍バイケン》を余すところなく使えるデッキでしたね。

 

 基本的な動きとしてはクリーチャーを出して攻めていくデッキなのですが、その中でデッキ固有のテクニカルな動きも多く、他の成長デッキとはまた違った味を楽しめたデッキだったと思っております。

 

おわりに

 「DM歴代名作デッキ」、第148回は私の大好きな【青単成長ダンテ】でした。

 単体で強力なカードこそ少ないのですが、デッキの40枚がそれぞれにしっかりと噛み合っており、トータルで"勝てるデッキ"に仕上がっているのがいいんですよね。

 特に《一なる部隊 イワシン》絡みの動きは他のデッキには中々存在しないものであり、カードのポテンシャルを引き出しているという意味でも、かなり面白いデッキだったなと感じております。

 

 というわけで、今回はここまで。

 「このデッキを紹介して欲しい」といったリクエストも受け付けておりますので、#DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。

 それではまた来週会いましょう。

 

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