こんにちは、神結です。
前回は「アルカディアスナイツ」の紹介をさせていただきました。私がかつて欲しくて欲しくて仕方なかった構築済デッキです。
この時期の構築済デッキはデザインがよく完成度も高めですので、順番はランダムですが紹介していければな~と考えております。
というわけで今回は2010年1月に発売されたこちらのデッキのご紹介を。
「歴代名作デッキ紹介」と題しまして、過去の名デッキの振り返りをしていくこの企画。

今回は【マッド・ロック・チェスター】です。
目次
本日の名作デッキ紹介
銀色に光ってカッコイイ「マッド・ロック・チェスター」
というわけで今回の名作デッキは、【マッド・ロック・チェスター】になります。
リストはこれ。
だいぶ目がチカチカします。
発売日は公式HPにも掲載されている通り、2010年1月30日。お年玉で買える時期ですね。
いま見ると本当にやっすいな。物価の変化を感じるッスねぇ~。
デッキの主役となるのは2体の邪神です。
まずは《邪神M・ロマノフ》。

(殿堂カード) 【 進化クリーチャー(Mデッキ進化) 】
種族 ゴッド / ダークロード / ナイト / 文明 火 / パワー3000+ / コスト5
Mデッキ進化-自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からクリーチャーを1体選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。表向きにした残りのカードを自分の墓地に置く。表向きにしたカードの中にクリーチャーが1枚もない場合、このクリーチャーを手札に戻し、表向きにしたカードをすべて墓地に置く。メテオバーン - このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、火か闇のコスト6以 下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分のマナゾーンから唱える。G・リンク《邪神R・ロマノフ》または《邪神C・ロマノフ》の左横。
こちらは「Mデッキ進化」と呼ばれるギミックを持っていて、山札上から3枚を見てその中からクリーチャー1体を進化元として残りを墓地に置きます。
元々デッキ進化ってギミックはあったんですよ。

【 進化クリーチャー(デッキ進化) 】
種族 ファイアー・バード / 文明 火 / パワー3000 / コスト5
デッキ進化-自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがクリーチャーであれば、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。そのカードがクリーチャー以外であれば、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
このクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーの進化元であったカードを1枚、墓地からバトルゾーンに出してもよい。
本来のデッキ進化はデッキのトップを捲ってクリーチャーだったら出せるというものなのですが、まぁこれがご想像の通りですねぇ、外すんですよ。マナだけ払って出ない。そんなのあんまりじゃん。
そういうわけで考えられたのがMデッキ進化だったのでしょう。
まぁ、このデッキ当然のことながら呪文もたくさん入っているので、デッキ進化だと流石に扱えないでしょうね。
で、攻撃時にメテオバーンを使って、火か闇の6以下の呪文を唱えられるわけです。
このデッキで言えば《プライマル・スクリーム》で墓地リソースを用意したり、《爆進デス&リバース》でテンポを取っていくのが基本的な流れとなるでしょう。

【 呪文 】
文明 闇/火 / パワー- / コスト6
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
次のうちいずれかひとつを選ぶ。 相手のパワー5000以下のクリーチャーを1体破壊する。 コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
爆進ダブル(バトルゾーンに自分の進化クリーチャーがあれば、この効果を両方とも選んでもよい)
こちら、除去&蘇生。
まぁかなり爆進ダブルで使うケースが多いでしょう。
このデッキだと、序盤は《ブラッディ・イヤリング》を使い回して守りを固めたり、軽減クリーチャーである《邪眼獣ヤミノディヴィジョン》を繰り出したり、或いはゲーム終盤は《爆獣イナバ・ギーゼ》を投げてフィニッシュを狙う……といった感じになるでしょうか。
ただまぁ、序盤にマナを減らしたくはないので、そこまで《邪神M・ロマノフ》を動かせるわけではないという。
こんな感じでゲームを作りつつ、次に狙うのは《邪神C・ロマノフ》の着地です。

【 進化クリーチャー(墓地進化) 】
種族 ゴッド / ダークロード / ナイト / 文明 闇 / パワー5000+ / コスト7
墓地進化-闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。メテオバーン - このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーと同じ文明を少なくともひとつ持つコスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の墓地から唱え、その後その呪文を自分の山札の一番下に置く。G・リンク《邪神M・ロマノフ》または《邪神R・ロマノフ》の右横。このクリーチャーは、リンクしている時、シールドをさらに1枚ブレイクする。
こちらは墓地進化。まぁ《プライマル・スクリーム》などを使えていれば進化元については問題ないでしょう。
そして更にメテオバーンで「このクリーチャーと同じ文明を持つ呪文と墓地から唱える」ことができます。
基本的には自身の闇マナ呪文を唱えることになりますが……まぁ、こういう書き方でお分かりの通り、《邪神M・ロマノフ》とリンクすれば火文明にもなるわけですね。
引き続き制圧用に呪文を唱えつつ、ピンチの時には《憎悪と怒りの獄門》による逆転の一手もありますね。

【 呪文 】
文明 闇/火 / パワー- / コスト6
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
相手のシールドが自分のシールドより多ければ、この呪文を唱えることができる。
自分のシールドと同じ枚数のシールドを、相手は自分自身のシールドゾーンから選ぶ。相手は残りのシールドを持ち主の手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)
こうして様々な呪文を打ち分けるというのがこの「マッド・ロック・チェスター」になります。
そして仕上げのロック。

【 進化クリーチャー(超無限墓地進化) 】
種族 ゴッド / ダークロード / ナイト / 文明 闇/火 / パワー9000+ / コスト8
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。超無限墓地進化-クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。W・ブレイカートライ・G・リンク《邪神M・ロマノフ》の右横または《邪神C・ロマノフ》の左横、またはその間。(バトルゾーンに自分の指定ゴッドがあれば、このカードをリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性〔パワーや能力〕を持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時は、いずれか1枚を選ぶ)
超無限墓地進化。
リンクさえすれば、その無限の魔弾で《邪神M・ロマノフ》と《邪神C・ロマノフ》の効果を撃ち尽くせる……というのがコンセプトになります。
なお《邪神R・ロマノフ》は《邪眼獣ヤミノディヴィジョン》の効果で早期着地も可能です。
それぞれの道を……?
というのが「マッド・ロック・チェスター」の解説にはなりますが、邪神たちはリンクして戦うというよりも、それぞれの道を行くことになります。
特にメジャーだったのは《邪神M・ロマノフ》を軸とした【ドレーンMロマ】でしょうか。
上の記事でも触れたのですが、当時の自分としては「ゴッドを単体で運用する」という発想がなかったので登場した時は非常に驚きましたね。
《邪神M・ロマノフ》は独立して活躍を見せ、そして一時はプレミアム殿堂ともなったのでした。
《邪神C・ロマノフ》は特にそれといった活躍の記憶はないのですが、《邪神R・ロマノフ》については別で、《ロイヤル・ドリアン》と併せて今で言うところの「退化」デッキとして遊ばれていましたね。
墓地に任意のクリーチャーと《邪神R・ロマノフ》を《カラフル・ダンス》などで落としつつ、《魔光蟲ヴィルジニア卿》から蘇生。その後《ロイヤル・ドリアン》を投げるという……まぁ昔らしい手間の掛かったコンボではありました。
その代わり、当時は進化元となったカードを好きなように展開できたので、進化元をめっちゃ用意してめっちゃ並べる……みたいなロマンコンボは成立したんですね。
なお現在だと退化時の再構成に関するルールが変更されているので、このコンボはロマンもなくなってしまいました。しょんぼり。
と、このデッキへの思い入れというよりもそれぞれ別個に邪神たちが戦っている……「マッド・ロック・チェスター」の印象はそんな感じでした。
おわりに
「DM歴代名作デッキ」、第183回は【マッド・ロック・チェスター】でした。
自分はちょうどこのデッキが発売された後くらいにまぁ受験勉強期に入ったこともあり、《邪神M・ロマノフ》を遊び尽くしたみたいな感じはないんですよね。
とはいえ、構築済デッキを「改造」ではなく、「全く別のカードとして出張させて活躍させる」ということのインパクトが強すぎて、歴代の構築済デッキの中ではかなり印象に残っています。
いま見るとまぁまぁ可愛いデッキだなぁという気がしますね。なんかどの呪文も撃っても絶妙に勝たない感じなのが。
というわけで今回はここまで。
「このデッキを紹介して欲しい」といったリクエストも受け付けておりますので、#DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。

それではまた来週お会いしましょう。
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