皆さんは《超愛銀河クエーサー・ラブエクスバンジョン》というカードをご存じでしょうか?
あの激強パックの「ヒロインBEST」にてマナを生み出せる5色カードとして登場した不死鳥です。
出るだけで4枚分のアドバンテージを稼ぐ能力を持っているものの、大暴れした同期たちと比べると環境ではあまり目立っておりませんでした。
そんなある日、この子を活用したデッキがCS優勝したというニュースが流れてきました。

しかも今回は
in 台湾!!
さっそくコンタクトを取り、このデッキについていろいろと取材させて頂きました。
ウワサのオリジナルデッキ紹介所、第6弾です。
入賞オリジナルデッキ紹介所とは

デュエル・マスターズにはこんな心の衝動に従い、好きなカードたちと向き合い、独自の牙を研ぎすまし、爪痕を残す環境外デッキ使いたちがいます。
入賞デッキ円グラフの片隅で存在感を示し、ニッチなカードを高騰させ、時に布教せんとするストイックな挑戦者たち。
ウワサの入賞オリジナルデッキ紹介所は、そんな彼らの軌跡を取材して広める場所です。
入賞環境外デッキが
この世に出る限り、週刊連載中!
あと取材デッキ募集中!
01 -【緑単スノーフェアリー】
02 -【シータキャンベロ】
03 -【白黒メカ】
04 -【マルピアチェイン】
05 -【トリーヴァライオネル】
デッキレシピ
このデッキはいわゆる【コンボ】デッキです。
まずはサンプルリストをお見せしつつ、デッキの大まかな動き方・コンセプトから紹介していきましょう。
デッキレシピ
環境外デッキではありますが、やりたいことが比較的わかりやすいタイプでしょう。
《クエーサー》を《母なる聖地》のマナ送りの対象にして、G-NEO耐性で進化元を代わりにマナ送り。
その後《聖地》の効果で《究極銀河ユニバース⦆を《クエーサー》の上に重ね、《ユニバース⦆の攻撃時能力で特殊勝利するのが、このデッキの勝ち筋です。

これを見てやりたいことはわかるけど回るの? どうやって環境で勝つの? と思われた方もいらっしゃるかもしれません。当然の問いだと思います。
そんな方のためにこのデッキの強さの本質を2行で解説します。それは……、
見切り発車が許され、
めっちゃ繋がるコンボ
です。
まず見切り発車。
《クエーサー》が除去耐性を持ちつつ、4枚分のアドバンテージを獲得してくれるため、とりあえずプレイしてターンをまたいでコンボの完成を目指す、という動きが許されています。
盾に受けも
仕込める
そして繋がる動き。
これは、G-NEO獣とタマシードのパッケージの柔軟性によって実現しています。
わかりやすいように説明しましょう。
例えば場に《グレートブルーの海幻》が進化元にある《創世竜 Drache der'Zen》がいたとします。
この状態でコンボ成立を狙うと……、
・《Drache》の軽減能力により、《ウルの天宝》が2マナで手札かマナから出せます
・《クエーサー》を出すと、デッキトップを5枚見て《聖地》を手札に加えつつ《ユニバース⦆をマナまたは進化元に送りこむチャンスが発生します
・もしマナに置けなかったとしても《パーリ騎士の心絵》や《グレートブルー》2枚目をマナに置いて《Drache》の軽減で1マナでプレイできます
・まだ4マナあれば《聖地》を唱えられます。残っていなくとも《Drache》のアタック時に《グレートブルー》の能力で唱えられます
注目してもらいたいのは上記の太字部分。
英語で言うと"or"の表現が多いことにお気づきでしょうか?
〇〇できなくとも××すれば、そうじゃなくとも▽▽できれば、と代替プランが多岐に渡り、選択肢の受け入れが非常に広いんです。
【創世竜】ギミックのリソース獲得能力をエンジンに据えた、再現度抜群のコンボデッキ。
それが【5Cクエーサーユニバース】です。
個別カード解説……の前に
ここからは個別のカードの解説に入る……のですが、その前に1つだけ触れておきたいことがあります。
それは台湾の競技環境について。
これは皆さんが知っているものと同じかもしれないし、似て非なるものかもしれません。
どういうことかというと、台湾の環境は日本の競技シーンで見かける環境上位デッキがいる一方で、デッキタイプが非常にばらけているそうなのです。
例えば、ether選手が優勝されたCSは参加者全員が違うデッキを使われていたとのことです。
CSが各地で頻繁に開かれている日本と比較すると、開催頻度も競技人口も限られているからこそ、身内メタが回ったり、他人と被らない好きなデッキを握る人が多かったりするのかもしれません。
この記事を読む際には、採用パーツの一部は、この環境に合わせてチューニングされていることを頭の片隅に置いておいてください。
では、カード解説に入ります!
コンセプトカード
《超愛銀河クエーサー・ラブエクスパンジョン》×4

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 フェニックス / 文明 光/水/闇/火/自然 / パワー16000 / コスト6
■G-NEO進化:クリーチャー1体の上に置いてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から1枚をシールド化し、1枚を手札に加え、残りを1枚ずつ、マナゾーン、墓地、このクリーチャーの下に置く。
■このクリーチャーが離れた時、自分の墓地にあるカードを好きな枚数選び、山札に加えてシャッフルする。
コンボパーツであり、リソース獲得手段でもある万能不死鳥です。このカードがないと始まらないので文句なしの4投。
デッキの1/8を好きな公開領域に割り振れるのは非常に強力です。コンボパーツを必要な領域に送り込めるのはもちろんですが、対面に合わせて必要なカードを手札に加える、盾に仕込む、といった動きも可能。
自身のG-NEO耐性も強く、相手のデッキに対抗手段がなさそうであれば《聖地》とのコンボを同一ターンにあえて狙わず、このカードをポン置きする、という択を作ってくれます。
《究極銀河ユニバース》×3

【 進化クリーチャー 】
種族 フェニックス / 文明 光 / パワー17000 / コスト5
進化-自分のフェニックス1体の上に置く。
メテオバーン - このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そのカードが最後の1枚でフェニックスならば、自分はゲームに勝利する。
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
フィニッシャーです。
「特殊勝利」以外に役割がないカードなので、枠を絞っての3枚採用になっています。大量のリソースカードを駆使して手札かマナへ送り込みましょう。
《母なる聖地》×3

【 呪文 】
文明 自然 / コスト4
■バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体、タップしてマナゾーンに置く。その後、そのクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出す。
勝利への架け橋となるカードです。
《クエーサー》の進化元をマナへと送り、マナから《ユニバース⦆を出すのが主な役割です。《ユニバース⦆同様、役割が限られているため3枚採用。
状況によってはG-NEO獣の進化元のタマシードをマナへ送って《創世竜 Drache der’Zen》の能力で再利用したり、タダ出し能力で小型獣を展開したりもできます。器用ですね。
タマシード&NEOパッケージ
コンボを成立させるための潤滑油たちです。
《超魂設計図》×4

【 呪文 】
文明 自然 / コスト2
■G・ストライク (このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■自分の山札の上から6枚を表向きにする。その中からNEOクリーチャー1体とフュージョナー・カードを1枚手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。
最軽量の初動です。
このデッキは序盤で確実に《ウルの天宝》や《グレートブルー》を引き込みたいため、このカードをフル投入して動きに再現性を与えています。
受けがめちゃくちゃ豊富なデッキではないので、なけなしのG・ストライクも沁みます。
《大集合!アカネ&アサギ&コハク》×3

【 NEOクリーチャー 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / 文明 光/水/自然 / パワー3000 / コスト3
■自分のマナゾーンに光、水、自然の各文明があれば、このクリーチャーを[無色(2)]支払って召喚してもよい。
■NEO進化:光、水、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を見る。その中から1枚を手札に加えるかマナゾーンに置き、残りの1枚を山札の下に置く。
もはや定番と化した万能初動。あまり語ることもないでしょう。
元々は4枚でしたが、3枚目の《~世紀末の善悪~》を採用したかったことから《~進封せし大悪魔~》と枠を奪い合い、防御面を重視した結果の3枚になっているとのこと。
《創世竜 Drache der'Zen》×4

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 マジック・コマンド・ドラゴン / 文明 光/水/自然 / パワー3500 / コスト3
■G-NEO進化:光、水、また自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■自分のタマシードを実行するコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■自分のターン中、タマシードを1つ、自分のマナゾーンから実行してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚をタップしてマナゾーンに置いてもよい。
■自分のタマシードが出た時、それを自分のNEOクリーチャーまたは進化クリーチャー1体の下に置いてもよい。
裏の主役であり、リソース管理の心臓部です。
タマシードの軽減、マナからの実行、そしてNEOクリーチャーの下に仕込む能力……。どれも《クエーサー》との良好な嚙み合いをみせてくれます。
特にマナからの実行能力は、《クエーサー》がデッキ上5枚からタマシードをある程度狙ってマナに置けるため相性抜群。《コーライルの海幻》などのピン投のタマシードがあるのもそれが理由です。
《大集合!アカネ&アサギ&コハク》などの色の調整役も兼ねているため、4枚採用です。
《グレートブルーの海幻》×4

【 タマシード 】
種族 ポセイディア・ドラゴン / フュージョナー / 文明 水 / コスト3
■シンカライズ
■このタマシードが出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からクリーチャーとクリーチャーではないカードを最大1枚ずつ手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■このクリーチャーが攻撃する時、コスト4以下の、クリーチャーではないカードを1枚、自分の手札からコストを支払わずに実行してもよい。
《創世竜》と双璧をなすデッキのエンジンです。
ほぼ確定で2ドローする能力でコンボパーツを手札に加えつつ、クリーチャー以外のカードをタダで実行する能力でさらに手を進めてくれます。
相手の受け札が少なそうなら進化獣で攻撃して《聖地》を詠唱し、《クエーサー》を進化させてしまいましょう。
《ウルの天宝》×4

【 タマシード 】
種族 エンジェル・コマンド / フュージョナー / 文明 光 / コスト4
■S・トリガー
■シンカライズ
■このタマシードが出た時、このタマシードから進化できるコスト6以下のNEOクリーチャーを1体、自分の手札からこの上に置いてもよい。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■ブロッカー
《クエーサー》やこの後紹介する《~世紀末の善悪~》を早出ししてくれるタマシードです。
受け札としても機能するため、4枚確定です。
《~世紀末の善悪~》×3

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 ゴッド / スチーム・ナイト / 文明 光/水/闇 / パワー6500 / コスト5
■G-NEO進化:光、水、または闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを3枚引き、自分の手札を2枚まで捨てる。こうして捨てたカード1枚につき、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■相手が手札から呪文を捨てた時、自分はその呪文を相手の墓地からコストを支払わず唱えてもよい。
今やNEO基盤の汎用パーツと化した万能コントロールカードです。
このカードの役割は単純明快。リソース獲得とコンボ成立までの時間稼ぎです。コンボパーツを手札に加えつつ、相手の妨害を同時にできるのは、唯一無二の仕事です。
上記の理由から、戦況によっては《クエーサー》よりも先に《ウル》から出すことが多々あります。また、素出ししても強いので、《クエーサー》をマナに埋めて闇マナを捻出することも。
現時点では変動枠として3枚採用です。
その他自由枠
《~進封せし大悪魔~》×4

【 NEOクリーチャー 】
種族 グランド・デビル / スチーム・ナイト / 文明 水 / パワー4000 / コスト4
■S・トリガー
■NEO進化:光、水、または闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■このクリーチャーが出た時、このターンに出た相手のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。
■相手のクリーチャーは出たターン、攻撃できない。
非常に強力な防御カードです。
現在の台湾の環境は「1ターンの間に大量のクリーチャーを展開してそのまま決着をつける」戦術が主流であるため、必須枠として4枚採用されています。
このカードがあることで《クエーサー》を出した返しに【デアリバイク】や【Bande】【リースボルシャック】などのリーサルを止めることができます。《クエーサー》で盾に埋められるのもNICE。
これも環境や好みに合わせて調整できる自由枠です。
《創世竜 ゴルギーネクスト》×2

【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ディネロ / スーパーカー・ドラゴン / 文明 光 / パワー4000 / コスト3
■D・D・D[光/水/自然(4)](自分のクリーチャーが攻撃する時、このカードを[光/水/自然(4)]支払って自分の手札から実行してもよい)
■このクリーチャーが「D・D・D」によって出た時、自分の山札をシャッフルし、上から1枚を表向きにする。それをコストを支払わずに実行してもよい。そうしなければ、手札に加えるかマナゾーンに置く。
■相手は各ターン、クリーチャーを2体までしか出せない。
■エスケープ(このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)
メタカード枠として採用されている1枚です。
エスケープ持ちのメタクリーチャーなので、【ドリームメイト】や【リースボルシャック】【ゼーロ】などのデッキの上振れを許さないのが最大の利点。
後攻だと追い付かないケースなどもあるため、控えめの採用になっています。《大悪魔》同様、環境に合わせてチューニングしたい枠ではあります。
《コーライルの海幻》×1

【 タマシード 】
種族 サイバーロード / レクスターズ / 文明 水 / コスト4
■S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)
■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、クリーチャー1体またはタマシードを1枚選ぶ。その持ち主は、それを山札の下に置き、カードを1枚引く
クリーチャーなどによるロックを打開するためのカードです。
台湾環境での主な除去対象は《地封龍 ギャイア》。
ほかにも、呪文が使えない状況下で《クエーサー》に除去を当てることで、その下敷きを自ら剥がし、《ユニバース⦆を5マナで召喚するというプレイを可能にしてくれます。
現在は1枚ですが、本音を言えば2枚採用したいとのこと。
《パーリ騎士の心絵》×1

【 タマシード 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 自然 / コスト3
■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは自身の墓地をシャッフルし、山札の下に置く。
■シンカパワー:このタマシードが進化する時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンにタップして置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。
《創世竜》と組み合わせてマナ加速+回収を行えるカード。【創世竜ループ】ではおなじみの動きです。
このデッキは【創世竜ループ】並みに《創世竜》を出すことに特化しておらず、出せないパターンも起こりうる(=このカードが腐る)ため、1枚のみの採用にとどめています。
その他の自由枠候補
《異端流し オニカマス》

【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー2000 / コスト2
■相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
■相手のターン中に、相手が召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主の手札に戻してもよい。
《ゴルギーネクスト》など同様、環境に合わせて入れ替えるメタ枠となります。
最速2ターン目で出せるのと「選ばれない」能力が魅力な反面、マッハファイターが多い環境では厳しいため、想定対面によって採用枚数が変動します。
《転生スイッチ》

(【 呪文 】
文明 水 / パワー- / コスト5
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。その後、そのプレイヤーは、選ばれたクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体自身の手札から選び、バトルゾーンに出してもよい。
《聖地》同様に《クエーサー》とコンボできる1枚。進化元に仕込んだ《ユニバース》を手札に戻してそのまま進化させることもできます。
コストが5=《グレートブルー》から詠唱できないことから、現在のレシピには入っていませんが、こっちは水単色、S・トリガー持ちといった強みもあるため、有力候補ではあります。
《PP-「P」》

【 クリーチャー 】
種族 ハンター / エイリアン / テクノ・サムライ / 文明 自然 / パワー3000 / コスト3
■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーが出る時、相手はかわりにそれを持ち主のマナゾーンに置く。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■相手のターンの終わりに、相手のタップしているクリーチャーがなければ、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。
色が合えば大体採用されるメタ+リソースカード。
《超魂設計図》で拾うことはできませんが、相手を足止めしつつ自分の動きを強くしてくれるのでがぜん採用候補にはなります。
ここまでが採用カードの解説です。
続いて立ち回りについて軽く説明しましょう。
立ち回り方
このデッキは必要なパーツが3枚あるコンボデッキなので、最速ムーブよりもコントロールやリソース拡充を経てから動く形となります。
よって《クエーサー》の着地は平均5ターン目ぐらい。ここを目安としてプレイしていきましょう。
序盤-中盤に狙いたい動きは《グレートブルー》を敷いた《創世竜》を作るか、《ウル》→《善悪》を決めること。
前者であればそこからさらに《ウル》+αができますし、後者は相手の動きを減速させることができます。
中盤以降、プレイングの観点で一番意識したいのは《クエーサー》を出してよいかどうかの見極めです。G-NEOの耐性があるため、除去が乏しい相手には素出しが普通に有効です。
リソースも増やしつつ、リーサルを突き付けているような行為になりますので、積極的に狙いましょう。
逆に相手のデッキに《クエーサー》をフリーズさせたり、一発除去したりする手段がありそうなのであれば、《善悪》で前方確認してから着地させるようにしましょう。
また、自分のマナ域とそこから出せる最大値も把握しておきましょう。極端な話、7マナがあれば《ウル》→《クエーサー》すれば、トップ次第にはなりますが《聖地》のコンボは決められます。
公開領域の中に見えているパーツと合わせて、ルートを悩みながら選んでいくのがこのデッキの醍醐味。贅沢な悩みです!
このデッキの強みについて
いわゆる【環境外デッキ】なので、相手の知識不足を刺すわからん殺しができるのはもちろんですが、このデッキならではの強みがいくつかあります。
主に冒頭で触れた内容のおさらいになります。
1)圧倒的に見切り発車しやすい

一番は間違いなくここでしょう。
《クエーサー》が除去耐性を持ちつつリソースを提供してくれるカードなので、ポン置きのリスクが限りなく低いです。コンボパーツがアドソースなのでデッキスロットも圧縮できて一石二不死鳥。
コンボに入れたら御の字、そうじゃなくともアド+4し、コンボの下準備ができるのは、このデッキならではの強みです。
2)コンボがつながりやすい
公開領域を広げるカードとセカンドチャンスをくれるカードが多いため、コンボまでの道のりが楽です。
・《クエーサー》の5枚のカードの割り振り
・《Drache》のタマシードの軽減とマナからの実行
・《グレートブルー》のメインステップ後の追加行動
が描くシナジーは一度回してみると、その美しさが際立ちます。

これにより、見切り発車した後もコンボに再トライするチャンスが何度も与えられているため、見た目以上の再現性を誇ります。
3)特殊勝利メイン、保険付きのビートができる
《ユニバース⦆による特殊勝利のおかげで、盾に付き合わないで済むのは無論、非常に強力です。
その上で《クエーサー》がT・ブレイカー、《善悪》がW・ブレイカー持ちなので、狙おうと思えば一応リーサルもさっと組める点も見逃せません。
実際に狙うかどうかはおいておいて、相手は意識せざるを得ない動きとなります。
しかも、その際に《クエーサー》で盾に《ウル》やら《大悪魔》やらを仕込めるのが、破れかぶれのジャスキル突撃とは一線を画します。いうなれば、保険付きのビートプランを取れるわけです。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
【5Cクエーサーユニバース】の正体は見切り発車への高い許容度と途切れづらいルートを併せ持ったコンボデッキでした。
台湾の地でこのような面白いデッキが発展と躍進を遂げているのを聞いて、非常に嬉しく、面白く拝聴しておりました。
このデッキの個人的に胸熱なポイントは……
とにもかくにもニイカのキャラデッキとしての完成度の高さでしょうか。
《ハンプティ・ルピア》を4枚積んだ【4Cボルメテウス】とか【ハザード退化】をニイカデッキと呼ぶのも、もちろんアリなんですが、「ヒロインBEST」で示された方向性をきちんと形にできているこのデッキは……「好(ハオ)」です。
拡張性や発展性も間違いなくあるので、気になった方はカーナベルでパーツをいろいろと集めてみて、試してみてくださいね。
また「入賞したオリジナルデッキ紹介所」は掲載するデッキを募集しています。CSにてベスト4以上で入賞した自慢のデッキがあり、紹介してもよいよという心の広い方は、取材担当のXアカウント(こちら)までDMにてご連絡ください。
*連絡=掲載確約ではないです
**予告なく掲載終了する場合がございます
使い手: ether 選手
取材 : sobo
※この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の認可/許諾は得ておりません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
©Wizards of the Coast LLC.













