【ドラ娘】ドラゴン娘の元ネタ解説!~アオハル組編~

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【ドラ娘】ドラゴン娘の元ネタ解説!~アオハル組編~

キャラプレミアムデッキ ドラゴン娘になりたくないっ!青春ワールドカップ』 発売!

伍代ドーラ/蒼斬しのぶ/ジュラ子・リューバー/宿禰マロン/帝王坂∞の5人からなる”アオハル組”を主役としたこのデッキ。

彼女らには、元となったカードが存在することはご存じでしょうか?

本記事では、ドラ娘からデュエマを知った方に向けて、アオハル組5人の元ネタを解説しちゃいます!

元のカードを知って、ドラ娘たちにより一層詳しくなっちゃいましょう!

目次

はじめに

『アオハル組』と呼ばれる、ドーラら5人。

彼女らはもともと、『神アート ドラゴン娘の青春☆パラダイス』で登場しました。(公式の販売は既に終了/シングルカードのお求めは各カード画像をクリック)

『神アート ドラゴン娘』シリーズは、人気イラストレーターのさいとうなおき先生がデュエマの既存ドラゴンを美少女キャラクターとして擬人化したもの。

つまり、5人それぞれに元となったドラゴンがいるんですね。以下では、それらの元ネタドラゴンを紹介してまいります。

……ちなみに、さいとう先生はデュエマにおいて普通のドラゴンも手掛けていらっしゃるんジャガな……

ジャガな…

《伍代ドーラ》

【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / 文明 闇/火/自然 / パワー15000 / コスト15

■ G・ストライク
■このクリーチャーの召喚コストを、自分のマナゾーンにあるドラゴン・カード1枚につき1少なくする。ただし、コストは2以下にならない。
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。

それではまず、アオハル組の中心人物・ドーラからご紹介。彼女の元ネタとなるのは《龍世界 ドラゴ大王》です。

【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / 文明 火 / パワー13000 / コスト10

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャーを1体と相手のクリーチャーを1体、バトルゾーンから選んでもよい。その2体をバトルさせる。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
■ドラゴンではないクリーチャーがバトルゾーンに出る時、バトルゾーンに出るかわりに持ち主の墓地に置かれる。

2014年の『超王道戦略ファンタジスタ12』で初登場しました。

このセットは「特定の7枚が入ったパック×12種」というちょっと変わった形式のアイテム。《ドラゴ大王》が封入されたパックは3ボックスに1つしか出現しなかったことから、当時は高額カードとなっていました。

その最大の能力は「ドラゴン以外は出ることを許さない」というガチガチのロック。

デッキによっては出されるだけで”詰み”となってしまう強烈な効果ですが、一方で重い上にドラゴンデッキに対しては刺さらない点・まして登場がドラゴン推しのドラゴン・サーガだった点から、環境を支配するようなことはありませんでした。

むしろGRクリーチャーを封殺できることから、後年の方が活躍の場に恵まれたカードと言えるかもしれません。

なお、他のどのドラゴンとも異なる変わった名前をしていますが、後に《龍の世界 龍幻郷》の化身であるこという設定が与えられました。

そう考えると、キャラプレミアムトレジャーの《龍の世界 龍幻郷》の見え方もちょっぴり変わってきますね。

ちなみに、制服や体操着のドーラは、他のドラ娘と比べても元ネタの要素が控えめ。

一方、空手着の彼女は服の模様が《ドラゴ大王》の腹部・帯も脇腹のツメ状になった部分を象っており、髪の毛のなびき方も何となくツノを思わせる……と、ドラ娘の姿にならずとも元ネタを感じさせるアートとなっています。

そんな《伍代ドーラ》《龍世界 ドラゴ大王》とも、共通して持つ効果が強制バトル。

せっかくなので、自軍のバトル勝利を参照するカードと組ませてみても面白いかもしれませんね。


《蒼斬しのぶ》

【 クリーチャー 】
種族 ポセイディア・ドラゴン / シノビ / 文明 水 / パワー6000 / コスト5

■ウラ・ニンジャ・ストライク6(水)(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンのカードが6枚以上で水文明があり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」を使っていなければ、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く)
■ブロッカー
■ジャストダイバー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを3枚引き、自分の手札を2枚、好きな順序で山札の上か下に置く。

続いては博多弁の水泳部・蒼斬しのぶ。

彼女の元ネタは《斬隠蒼頭龍バイケン》。……もしや「ばい」「けん」からの連想で彼女の方言キャラが生まれたのでしょうか……?

【 クリーチャー 】
種族 ポセイディア・ドラゴン / シノビ / 文明 水 / パワー6000 / コスト6

W・ブレイカー
相手のターン中にこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
自分のシノビの「ニンジャ・ストライク」能力を使った時、カードを1枚引いてもよい。

初出は2008年の戦国編2弾、DM-29『戦国英雄伝』。栄えある初代シノビの一員です。

同期にはシノビたちのほか、後のプレミアム殿堂カード《奇跡の精霊ミルザム》が存在。全体的に有用なカードが多いセットでした。

シノビの棟梁でありニンジャ・ストライクをサポートする《バイケン》ですが、自身はニンジャ・ストライクを持ちません。

代わりに「相手ターンに捨てられたらバトルゾーンに出る」という、俗にマッドネスと呼ばれる効果(と、その際の手札戻し)で活躍を見せました。

この通称マッドネス効果、おそらくはシノビの弱点である「手札に抱え込む必要がある=手札破壊に弱い」点のカバーを想定したデザインだったのでしょう。
しかし当時の環境は《 ソウル・アドバンテージ 》が無制限

手札破壊への対策となり、むしろ逆転をもたらす《バイケン》は、シノビのサポートと関係なく多くのデッキに採用され、大型大会でも活躍を見せる一線級のカードとして人気を博しました。

そんなカードなのでちょくちょく再録はされていたのですが、特殊セットだったり封入率が低かったりで、「安くなりそうでならないカード」みたいな推移が続いていました。
比較的入手しやすい『ヒロインBEST』のしのぶさんVer.も今のうちにゲットしておくと良いかもしれません。

そんなしのぶさん、制服や体操着でもトレードマークたる紫の三つ編みおさげは崩しておらず……実はこれ、《 斬隠蒼頭龍バイケン 》と共通する特徴なんですよね。気付いてなかった方はページを遡って《バイケン》の顔をよーく見てみてください。

なお、《 斬隠蒼頭龍バイケン 》《蒼斬しのぶ》ともにシノビであることからシノビデッキを組んでみる……のはもちろんアリですが、山札の上を固定できる《蒼斬しのぶ》は「革命0トリガー」とも好相性。

テクニカルな防御が面白いので、ぜひ試してみてくださいね!


《ジュラ子・リューバー》

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 光/闇/火 / パワー8500 / コスト6

■ G・ストライク(このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚まで墓地に置く。その後、コスト5以下のドラゴンを1つ自分の手札または墓地から出してもよい。

帰国子女のお嬢様・ジュラ子の元ネタは《超竜バジュラズテラ》

【 進化クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー12000 / コスト9

■進化-自分の種族にドラゴンとあるクリーチャー1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーはドラゴン以外のカードをすべて、自分自身のマナゾーンから墓地に置く。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)

2006年末の構築済みデッキ『エッジ・オブ・ドラゴン』で登場したドラゴンです。

この商品、税抜1200円でゴリゴリのマナ破壊デッキが買えるというなかなか攻めたアイテム。

《緑神龍ミルドガルムス》《緑神龍ザールベルグ》で相手のマナをズタズタにしたところに、ダメ押しで登場するのが《超竜バジュラズテラ》という、血も涙もない構成になっていました。

比較的手頃な価格帯、かつ年末に発売されたことでクリスマスやお年玉による購入も多く、当時は小学生プレイヤーも嬉々としてマナを叩き割っているさまがあちこちで見られました。恐ろしい。

神アート版ではマロンから「コートを壊しちゃダメでし!」と怒られていますが、これはマナ破壊のことを示しているんですね。

《伍代ドーラ》の元ネタこと《龍世界 ドラゴ大王》と同様に、重いうえにドラゴンデッキには通りが悪く、長く活躍し続けたわけではありません。ただ再録機会が少なかったこともあって、「いざ注目されると無くて困る」みたいなカードでした。

そもそもマナ破壊カードの再録はかなり慎重に行われており、神アートでの収録が明かされた際には驚いたユーザーも多かったのではないでしょうか。

ちなみにジュラ子がいつも着用しているバイザーのトゲは、実はツノではなく肩のトゲがモチーフ。

他にも右腕のリングや青を基調とした服、膝のプロテクターなど、どの服装でも比較的元ネタの要素を色濃く継いでいますね。

見た目の特徴は色濃く継いでいる一方、大量マナ破壊を狙う重量クリーチャー《バジュラズテラ》と、攻撃しながら中型の自軍を展開する《ジュラ子》で目指す戦略は大きく異なります。
同じデッキで活躍させるには、かなりの工夫が必要ですね。


《宿禰マロン》

【 クリーチャー 】
種族 アポロニア・ドラゴン / アーマード・ドラゴン / アース・ドラゴン / 文明 光/闇/火 / パワー5500 / コスト5

■ ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚をタップしてマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、カードを2枚、自分のマナゾーンから好きな順序で山札の上に置く。

「でし」口調のかわいいマロンの元ネタは《龍仙ロマネスク》

【 クリーチャー 】
種族 アポロニア・ドラゴン / アーマード・ドラゴン / アース・ドラゴン / 文明 光/火/自然 / パワー5000 / コスト6

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
ブロッカー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から4枚を、マナゾーンに置いてもよい。
自分のターンの終わりに、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。

2007年の極神編2弾・DM-25『人造神の創造』で登場した、初の3色ドラゴンです。

同期には《魔刻の斬将オルゼキア》《スーパー・スパーク》など。当時の環境において存在感を放つ名カードが多く収録された良セットでした。

あとついでに、芸術繋がりで《芸術機甲サン・オブ・サンダー》も同期です。芸術でし。

そんな粒ぞろいのセットの中でも、とんでもなく飛び抜けた活躍を見せたのが《ロマネスク》でした。

《ロマネスク》の効果は「登場時に4マナ加速・その後ターン終了ごとに1マナ壊れる」。
ならば増えた4マナを使って、《ロマネスク》をバトルゾーンから離れさせてしまおう!という、通称ロマネキャンセル戦術が爆誕します。

当時は《 母なる大地 》《 母なる紋章 》がどちらも使えたため、それらを用いて《ロマネスク》をマナにある重量級クリーチャーと交換する戦略が成立しました。

どう考えてもヤバかったこの組み合わせは急遽プレミアム殿堂コンビに指定され、ひとまずの波は去ることとなります。

……が、後に《母なる星域》との組み合わせで再び活躍。このときに一度は殿堂入りを果たします。

さらに2018年には殿堂解除……と、かなり時代に振り回されているカードと言えるでしょう。

もしかして、ジュラ子や∞のカードで顔芸を披露しているのも、彼女の振り回され体質ゆえ、なのかも……?

アートはというと、ドラゴンらしい要素はあまり多く残っていないものの、最大の特徴である赤・黄・緑のモチーフは服装を問わず見られますね。

特徴である大きなツインテールとダボダボの服も、元ネタにおける2対の翼をイメージしているのかもしれません。

ちなみに《ロマネスク》、先述のように活躍した歴史の豊富なカードのため、マロンVer.以外にも様々な仕様で登場しています。

せっかくなので各バージョンを集めてみても面白いかもしれません。

また、《龍仙ロマネスク》《宿禰マロン》とも光火自然のマナ加速ドラゴンであり、役割が近いことからから、同じデッキで活躍させるチャンスも豊富なはず。

次世代の主人公、グラッサ&タレット姉弟と組ませてみる、なんてのも面白そうですね!


《帝王坂∞》

【 クリーチャー 】
種族 ∞ドラゴン / 文明 水/闇 / パワー8888 / コスト8

■ ブロッカー
■ W・ブレイカー
■ このクリーチャーが出た時、相手は自身の手札を5枚選び、捨てる。
■ このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-∞する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)

最後は無口なゲーマー・帝王坂∞。

彼女の元ネタは《∞龍 ゲンムエンペラー》です。

【 クリーチャー 】
種族 ∞マスター・ドラゴン / チーム零 / 文明 水/闇 / パワー∞/ コスト∞

■ムゲンクライム 4(自分のクリーチャーを4体タップし、 [wd04]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■∞ブレイカー(「∞ ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
■ブロッカー
■コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。

自身の名を冠するパック・2020年の十王篇3弾『幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!』で登場しました。アオハル組の5人の中では最も遅い登場ですね。

十王篇は2色の組み合わせ10種それぞれが「チーム」「王国」と設定され、《ゲンムエンペラー》は水・闇文明からなる「チーム零」のキングを務めます。

その効果は……見るからにイレギュラーですね。
コストが無限、パワーも無限、無限ブレイク、そしてコスト5以下を無視。デュエマに詳しくない人が見ても、なんだかとんでもないカードであることが伝わるのではないでしょうか。

コスト∞、すなわち正規の手段での召喚は不可能なカードですが、ドラゴンかつブロッカーということで踏み倒す手段は多数。

登場初期は自身の「ムゲンクライム」で呼び出されることが多く、やがて環境が変化すると《ヘブンズ・ゲート》デッキにおいて《闘門の精霊ウェルキウス》から登場するなど、色の合わないデッキへの出張も見られるようになりました。

唯一無二の効果で今後も活躍が見込まれるカードですので、∞ちゃん推しの方もそうでない方も、ぜひゲットしておきたいカードですね!

そんな∞ちゃん、髪型に何となく《ゲンムエンペラー》の面影があることに加え、いつも首にかけているヘッドホンにはチーム零のエンブレムが描かれています。

これ、《ゲンムエンペラー》では肩のあたりに見られるネジ状のパーツがモチーフとなっています。ムゲンクライムを持つクリーチャーは皆、体にこのパーツを持っているという共通デザインでもあります。

なお、例として挙げた《罪無 ジョイダム垓》《罪無 ドロキオ垓》はじめ、チーム零のクリーチャーはおもちゃがモチーフ。一緒に使って、ゲーム好きの∞ちゃんらしい楽し気なデッキを組んでみても面白いかもしれません。


おわりに

駆け足ではありましたが、アオハル組の元ネタクリーチャーについて、ざっと解説してまいりました。

元ネタの歴史を知ることで、もっとアオハル組のメンバーを好きになってくだされば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました! ドラ娘たちと一緒に、どうぞ素敵なデュエマライフを!


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