【ドラ娘】ドラゴン娘の元ネタ解説!~Jack-Pot編~

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【ドラ娘】ドラゴン娘の元ネタ解説!~Jack-Pot編~

庵野水晶/庵野しゅうら/春咲栄久/星増樹/ルード・ザーナからなる、ドラゴン娘バンド『Jack-Pot』の5人。

彼女たちには、元となったカードが存在することはご存じでしょうか?

本記事では本記事では、ドラ娘からデュエマを知った方に向けて、5人の元ネタを解説しちゃいます!

元のカードを知って、ドラ娘たちにより一層詳しくなっちゃいましょう!

目次

はじめに

Jack-Potのメンバーである、水晶たち5人。

彼女らはもともと、受注販売限定アイテム『神アート ドラゴン娘の文化祭でウェカドラ♪』で初登場しました。(公式の販売は既に終了/シングルカードのお求めは各カード画像をクリック)

『神アート ドラゴン娘』シリーズは、人気イラストレーターのさいとうなおき先生がデュエマの既存ドラゴンを美少女キャラクターとして擬人化したもの。

つまり、5人それぞれにモチーフとなったドラゴンがいるんです。以下では、それらの元ネタドラゴンを紹介してまいります。

ちなみにさいとう先生、実は最初に一般流通したデュエマのカードイラストも手掛けていらっしゃいます。ファンならそちらもチェックかも?


《庵野水晶》

【 クリーチャー 】
種族 キング・コマンド・ドラゴン / 文明 光/水/火 / パワー7000 / コスト6

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。
■このクリーチャーが攻撃する時、コスト6以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。

まずはバンドネームGo-Spellこと、庵野水晶からご紹介していきましょう。彼女の元ネタとなるのが《水晶の王 ゴスペル》です。

本名とバンドネームを合わせて元ネタカードの名前になるのが、Jack-Pot組の特徴ですね。

【 クリーチャー 】
種族 オラクル・セレス / キング・コマンド・ドラゴン / アンノウン / 文明 光/水 / パワー11000 / コスト9

■自分の墓地の呪文1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは1以下にはならない。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、呪文を好きな数、自分の墓地から手札に戻す。
■このクリーチャーが攻撃する時、呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。

2024年2月の特殊セット『アビス・レボリューション外伝 邪神と水晶の華』で登場したドラゴン。かなり新しめのカードですね。

種族「アンノウン」はドラ娘での苗字「庵野」の由来っぽいですが、《庵野水晶》はアンノウン種族を持ってないという謎……

この《水晶の王 ゴスペル》もまた、《神託の王 ゴスペル》のリメイクでもあります。呪文に関連した効果は一貫していますね。

《水晶の王 ゴスペル》は『邪神と水晶の華』出身カードの中でも活躍が多かった方で、自身の名を冠した【ラッカ(光水火)ゴスペル】というデッキが環境でも存在感を示しました。

《歓喜の歌》は《水晶の王 ゴスペル》を引き当てる補助になり、手札に戻したあとは強力なクリーチャーとして再利用できるよきパートナーです。ここでも歌が関連していますね。

イラストに目をやると、《水晶の王 ゴスペル》のツノを模した髪飾りと、モチーフである青い蝶は《庵野水晶》の姿でも描かれています。
青いベストも、《水晶の王 ゴスペル》のボディをイメージしたカラーリングなのでしょうね。

そんな《庵野水晶》、ドラ娘の中でも珍しくデッキの主役として活躍した経歴があります。

《ドラゴンズ・サイン》から登場しつつ後続を確保、革命チェンジを駆使して戦う【ラッカ庵野】は強力かつ爽快なデッキ。Jack-Potファンならずとも、ぜひ組んでみてくださいね!


《庵野しゅうら》

【 クリーチャー 】
種族 キング・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / パワー13000 / コスト8

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、相手はコスト4以下のクリーチャーを召喚できない。

お次は水晶の姉・VANこと庵野しゅうら。彼女の元ネタとなるのが《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》です。

【 クリーチャー 】
種族 キング・コマンド・ドラゴン / アンノウン / ゼニス / 文明 ゼロ / パワー14000 / コスト11

■このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーをすべてバトルゾーンから持ち主の手札に戻す。
■相手がコマンドまたはドラゴンをバトルゾーンに出す時、相手はそのクリーチャーをバトルゾーンに出すかわりに墓地に置く。
■T・ブレイカー
■エターナル・Ω

2013年の2月セット『ホワイト・ゼニス・パック』で登場したドラゴン。特徴的なカード枠はこのセット特有のものです。

その効果は「ドラゴンとコマンドが出るなら墓地送り」という、デュエマの花形種族を否定する強烈なアンチカード。

伍代ドーラの元ネタたる《龍世界 ドラゴ大王》と並ぶと相手は何も出せなくなり、ついでに《偽りの王 ナンバーナイン》もいれば呪文も封殺。強烈なロックカードとして名を馳せました。

その正体はエピソード2の主役《鬼丸》の兄、《真実の名 修羅丸》と設定されています。お兄ちゃんだったカードがお姉ちゃんとしてリメイクされるの、何とも不思議な感じですね。

イラストでは、白を基調としつつ虹色が覗く《庵野しゅうら》のキーボードに《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》の武装と共通項が見られますね。また、髪の色はそのまま《VAN・ベートーベン》のものを受け継いでいます。

《庵野しゅうら》《「修羅」の頂 VAN・ベートーヴェン》ともにロック効果持ちの大型ドラゴンのため、活躍させるなら大量のマナ加速を必要とするでしょう。

光文明を共有しつつ、マナ加速を得意とする《宿禰マロン》や、マナに埋まっても呼び出せる《地封院ギャイ》は良い相棒となってくれるはずです。


《春咲栄久》

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 火 / パワー6000 / コスト7

■G・ストライク(このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の他のドラゴン・クリーチャーを1体アンタップしてもよい。

続いてはバンドネームXこと春咲栄久。彼女の元ネタとなるのが《ボルバルザーク・エクス》です。

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / アース・ドラゴン / ハンター / 文明 火/自然 / パワー6000 / コスト7

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるカードをすべてアンタップする。
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)

2011年の特殊セット『フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・ハンター』で登場したドラゴン。Jack-Potメンバーの中では最も古株ですね。

このセットはその名の通り、「全カードが銀枠フォイル」「既存のクリーチャーをハンターとしてリメイク」がコンセプトでした。

つまり《ボルバルザーク・エクス》自体がリメイクカードなんです。その元ネタは……

デュエマにおいて、初めてプレミアム殿堂の称号に至った最凶のドラゴン・《無双竜機ボルバルザーク》

そんな凶悪カードのリメイクらしく、《ボルバルザーク・エクス》も多くのデッキで活躍。アンタップしたマナをフル活用できるよう、しばしば水文明の手札補充を伴っていたのが特徴です。

中でも《サイバー・N・ワールド》との組み合わせは【Nエクス】と呼ばれ、多くの中速デッキの屋台骨となりました。

この組み合わせでディスペクターとして合成もされていますね。

イラストに注目してみると……X模様のインナーは《ボルバルザーク・エクス》の胸元の燃える傷跡を踏襲しているものの、制服姿だとほとんど《ボルバルザーク・エクス》要素が見られないんですよね。

《庵野しゅうら》と違い、元ネタドラゴンの髪色も受け継いでおらず、かなり元ネタ要素の薄いドラゴン娘と言えるかもしれません。

実は外見の特徴だけでなく種族もアーマード・ドラゴン以外は受け継いでおらず、ハンター種族を活かしたデッキを組んだりはできません。

ただ、《ボルバルザーク・エクス》でアンタップさせたマナで《春咲栄久》を召喚・攻撃した《ボルバルザーク・エクス》を《春咲栄久》でアンタップ……と、互いに噛み合う動きは可能。

ドラゴンおなじみのマナ加速から、ダブル《栄久》を決めるデッキを組んでも面白そうです。


《星増樹》

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・ドラゴン / 文明 自然 / パワー5000 / コスト5

■S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ実行してもよい)
■このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1体選んで持ち主のマナゾーンに置く。その後、カードを1枚引く

フリガナ無しだと間違いなく読めない、STARこと星増樹。ちょっとスターライト・ツリーっぽい名前ですね。

彼女の元ネタとなるのが《インフェル星樹》です。

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・ドラゴン / レクスターズ / 文明 自然 / パワー6000 / コスト5

■G・ストライク
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、バトルゾーンにある、クリーチャーではないカードを2枚まで選ぶ。それらを持ち主のマナゾーンにタップして置く。
■バトルゾーンから自分のマナゾーンにカードが置かれた時、カードを1枚引く。

2022年の王来MAX1弾『鬼ヤバ逆襲 S-MAX!!』で登場したドラゴン。しばしば《インスタ》なんて略されたりしていました。

例によってこれも他のカード……《インフェル龍樹》のリメイクです。

《 インフェル星樹 》、パッと見だとタマシードなどを除去するカード……に思えるのですが(そしておそらく、デザイン意図もそうなのですが)、自分の封印を剥がせるという点が注目されることとなります。

《禁断~封印されしX~》ならばゲーム開始時からバトルゾーンにあるので、組み合わせることでほぼ確実に2マナ加速&2ドローが可能。

《禁断~封印されしX~》がアドバンス専用カードということで、主にアドバンスのドラグナーデッキなどで活躍を見せました。よく見ると《星増樹》のフレーバーテキストでも「キーン、ダーン」と言っているような……?

外見の方は《星増樹》にどう受け継がれているかというと……いや、常に着ぐるみなんですが……

ある意味、一番ドラゴンの外見を残したドラゴン娘かもしれません。

ちなみに着ぐるみの縫い目状の部分は、元の《インフェル星樹》の体表に描かれた自然文明シンボルがモチーフと思われます。このアレンジは秀逸ですね!

カードとしては、両者とも「マナ送り&ドロー」が得意技。《禁断》パッケージはもちろん、高コストの切り札に向けた下準備や『革命チェンジ』の元としても優秀です。


《ルード・ザーナ》

【 クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド・ドラゴン / 文明 水 / パワー5000 / コスト7

■S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ実行してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。その後、自分の手札の枚数以下のコストを持つ相手のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。

最後は世界ことルード・ザーナ。彼女の元ネタとなるのが《蒼神龍アナザー・ワールド》です。

【 クリーチャー 】
種族 ポセイディア・ドラゴン / 文明 水 / パワー6000 / コスト7

■ブロッカー
■W・ブレイカー
■相手の、呪文またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりに出してもよい。
■このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身の手札と墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルし、カードを5枚引く。

2024年の王道篇2弾『カイザー・オブ・ハイパードラゴン』で登場したドラゴン。《水晶の王 ゴスペル》よりもさらに新しい、Jack-Potの最若手カードですね。

というか生徒会組・アオハル組を見渡しても、最速でドラ娘化を果たしたのが彼女です。

「ワールド」の名を持つ《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》を意識したカードでありつつ、お互いに墓地と手札をリセットする効果は《サイバー・N・ワールド》のものを引き継いでいますね。

……つまりJack-Pot組、全員が「リメイクのリメイク」的なドラゴン娘だったんですね。

これら先達は持たなかった「相手の手札破壊を受けるとバトルゾーンに出る」効果を活かし、《蒼神龍アナザー・ワールド》はあちこちのデッキに出張しました。

ドラゴン種族を活かした運用はもちろん、ブロッカーであることから《闘門の精霊ウェルキウス》の効果で登場しつつ、減った山札を回復する……なんて目的で採用されるケースもあったようです。

今後も、手札破壊デッキが大暴れするようならお呼びがかかるかもしれませんね。

そんな《蒼神龍アナザー・ワールド》の外見は、ザーナの髪色に色濃く引き継がれています。波打つ長いロングヘアー自体も、《蒼神龍アナザー・ワールド》の胴体を思わせますね。

外見を受け継ぎつつ、実は種族は全く受け継いでいません。他のJack-Potメンバーのように一部の種族を失っているのではなく、まるっきり違う種族になっているのは彼女のみ。

そのため、種族を活かして活躍させるなら「サイバー」「コマンド」を持つ《ルード・ザーナ》と、「ポセイディア・ドラゴン」である《蒼神龍アナザー・ワールド》で、サポート範囲が異なる点には注意が必要でしょう。


おまけ

Jack-Potのメンバーはこれで全員なのですが、もう1枚。

【 呪文 】
文明 火 / コスト6

■自分のマナゾーンにあるドラゴン1体につき、自分の山札の上から1枚を見る。その中からコスト8以下の進化ではないドラゴンを1体、バトルゾーンに出してもよい。
残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。 

Jack-Potの名前の由来と思われる《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》も紹介しておきましょう。

これはこれで《ジャックポット・バトライザー》から名前を受け継いだ呪文。「元ネタの元ネタがある」というJack-Potメンバーの共通項が、バンド名にも当てはまっていますね。

ドラゴン率の高いデッキの扱いやすい踏み倒し手段として活躍。

Jack-Potのキャラプレミアムデッキ『ドラゴン娘になりたくないっ! Jack-Pot-Live!! in 桜龍高校』では、《庵野水晶》とお互いを踏み倒せる良きパートナーとして、デッキの主力カードを務めました。


さいごに

駆け足ではありましたが、Jack-Potの元ネタクリーチャーについて、ざっと解説してまいりました。

元ネタの歴史を知ることで、もっとJack-Potのメンバーとデュエマのことを好きになってくだされば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました! ドラ娘たちと一緒に、どうぞ素敵なデュエマライフを!


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