【2025年版】水闇COMPLEXの回し方と必勝テクニック【DARK MATERIAL COMPLEX】

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【2025年版】水闇COMPLEXの回し方と必勝テクニック【DARK MATERIAL COMPLEX】

はじめに

どうもこんにちは、はるるです。

今回は【水闇COMPLEX】を紹介していこうと思います。

デッキ名にもなっている《DARK MATERIAL COMPLEX》の殿堂後もしぶとく環境に残り続け、CSやGPなどの大型大会でも数々の入賞をしているデッキタイプです。

一時期CSでの入賞率が第3位まで上り詰めたりと、現環境で猛威を振るっている【サイバー】にもしっかりと戦えます。

それでは見ていきましょう。

目次

【水闇COMPLEX】の特徴

このデッキの特徴はメタカードとハンデスで相手を妨害し、徐々に有利盤面を作りながらゲームを進めていくデッキです。

《DARK MATERIAL COMPLEX》が殿堂になってからは明確なフィニッシャーが無いため、対面のデッキ次第や盤面次第ではメタビートのような殴ることもあったりと状況に応じてプレイを進める必要があり、かなり難しいデッキになっています。

アンフェアな動きは少ないですが、純粋な盤面勝負や豊富な受け札によるカウンターなど、面白い要素がたくさん詰め込まれているので回していて楽しいと思います。

【水闇COMPLEX】サンプルリスト


【サイバー】や【ゼーロ】を意識するために《洗打の妖精》や《カレイコの黒像》が採用されているリストも最近だとよく見られます。

採用カード解説

コンセプトカード

《DARK MATERIAL COMPLEX》

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 パンドラボックス / 文明 闇 / パワー25000 / コスト1

■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
■このクリーチャーはタップして出る。
■他のクリーチャーが離れた時、または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を表向きにして、このクリーチャーの下に置いてもよい。
■このクリーチャーの下のカードが7枚以下なら、このクリーチャーは離れず、アンタップしない。
■このクリーチャーの下に8枚目のカードが置かれた時、このクリーチャーをアンタップする。
■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そのカードがクリーチャーなら、自分の墓地から出す。

最強です。序盤に引けたらフィニッシャーになりゲーム展開が大きく変わります。

如何に下にカードを8枚早く貯めるかが大事になっていくので、積極的にクリーチャーで殴っていくことで盤面除去を強要したりします。

《異端流し オニカマス》

【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー2000 / コスト2

■相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
■相手のターン中に、相手が召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主の手札に戻してもよい。

【サイバー】の《昇カオスマントラ》や【闇王ゼーロ】の《DARK MEMORY CONTAINER》など、現環境で非常に刺さりのいいメタクリーチャーです。

選ばれない能力も強く場持ちがいいので《魔誕の斬将オルゲイト》と相性が良く、殴る際もアタッカーとして強さを発揮します。

《同期の妖精/ド浮きの動悸》

【 ツインパクトカード 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / ジャイアント・スキル / 文明 水 / パワー2000 / コスト2

種族:ジャイアント・スノーフェアリー

■相手が自分のクリーチャーを選ぶ時、可能ならこのクリーチャーを選ぶ。
■メガ・ラスト・バースト(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)
────────────呪文────────────
カード名:ド浮きの動悸
文明:水
コスト:4マナ
種族:ジャイアント・スキル

■S・トリガー
■相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
■カードを1枚引く。

メタクリーチャーを守り、殴る際には受け札をケア出来たりと盤面にいるだけで強いです。しかもSトリガーまである。

《アーテル・ゴルギーニ》と一緒にいると、それだけで受ける盤面として強力です。

《貴布人 テブルカッケ=エディ》

【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / フュージョナー / 文明 闇 / パワー3000 / コスト3

■スレイヤー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。
■超魂X (これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■自分のターンに一度、クリーチャーを1体、自分の墓地から召喚してもよい。

墓地をリソースとして活用できる凄いカードです。1枚入れるだけでこのデッキのやれることが増えるので入れ得だと思います。

《DARK MATERIAL COMPLEX》の下に入ると超魂Xとして使えます。

《裏斬隠 テンサイ・ハート》

【 クリーチャー 】
種族 サイバー・ウイルス / グレートメカオー / シノビ / 文明 水 / パワー3000 / コスト3

■ウラ・ニンジャ・ストライク3(水)
■このクリーチャーが出た時、カードを2枚引き、自分の手札を1枚捨てる。次の自分のターンのはじめまで、その捨てたカードと同じコストの相手のクリーチャーはすべて、攻撃もブロックもできない

受けとしても強いですが、《魔誕の斬将オルゲイト》との組み合わせで【サイバー】のループを止めることが出来ます(後述)。

《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》

【 ツインパクトカード 】
種族 マジック・マーフォーク / マジック・ソング / 文明 水 / パワー4000 / コスト3

種族:マジック・マーフォーク
■相手のクリーチャーが出た時、このターン、そのクリーチャーは攻撃できない。そのクリーチャーがコストを支払わずに出ていたら、カードを1枚引いてもよい。

────────────呪文────────────
カード名:♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり
文明:水
コスト:2マナ
種族:マジック・ソング
■数字を1つ選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、その数字と同じコストの相手のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。

ビートデッキに対して無類の強さを誇り、【サイバー】の《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》を止める重要なカードです。

《轟く邪道 レッドゾーン》にはあまり強くないように見えますが、走られる前の先出しや楯で受けた後の蓋として必要であり、呪文面もかなり使用頻度が高いため4枚必要でしょう。

《冥土人形ヴァミリア・バレル》

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 超化獣 / 文明 水/闇 / パワー3000 / コスト3

■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1つ選び、持ち主の手札に戻す。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:6000
■W・ブレイカー
■相手がカードを引いた時、それがそのターンに相手が引く1枚目でなければ、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。

【サイバー】や【闇王ゼーロ】などの上位デッキがドローをしていくデッキなので非常に重要なカードです。手札を増やされる前に着地+ハイパー化出来るかがゲームの鍵だったりします。

このカードのおかげで盤面処理が容易に出来るようになっているので割とキーカードです。

《修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」》

【 ツインパクトカード 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 水/闇 / パワー4000 / コスト4

■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■各ターンに一度、相手が自身の手札を1枚捨てた時、自分はカードを1枚引いてもよい。
────────────呪文────────────
カード名:「この先は修羅の道ぞ」
文明:水文明
コスト:5マナ
■S・トリガー
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
▶カードを1枚引く。
▶相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。

リソース勝負をする際《冥土人形ヴァミリア・バレル》と合わせてハンデスをしていきます。

このデッキは手札が少なくなりがちなので、このカードでリソースを稼ぐのが重要だったりします。

呪文面は G-NEOクリーチャーの進化元ごとバウンスが出来るので、現環境でも最強格の受けカードとして活躍出来ます。 

《奇天烈 シャッフ》

【 クリーチャー 】
種族 マジック・コマンド / グレートメカオー / 侵略者 / 文明 水 / パワー4000 / コスト4

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、数字をひとつ言う。
次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストを持つ呪文を唱えられず、同じコストを持つ相手のクリーチャーは攻撃もブロックも出来ない。

相手のクリーチャーの動きを止めたりループ系のデッキの核となる呪文を止めたりSトリガーをケアしたりと優秀すぎるカードです。

呪文主体の環境になったら枚数を増やしたいです。

《アーテル・ゴルギーニ》

【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ディネロ / スーパーカー・ドラゴン / 文明 闇 / パワー6000 / コスト5

■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次の中から2つ選ぶ。(同じものを2回選んでもよい。)
►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。
►自分の山札の上から4枚を墓地に置く。
►コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
■このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の他のクリーチャーを1体破壊してもよい。

最強です。今活躍しているSRのなかで一番強いであろうカードです。

初めて出てから2年ほど経ってますが、強さは変わらないどころか4コスト以下の新規クリーチャーが出るたびに強くなっていきます。

《忍蛇の聖沌 c0br4》

【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ステラ / シノビ / 文明 闇 / パワー5000 / コスト6

■S・トリガー
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
■相手のターン中に、このクリーチャーが出た時、このターンに2つ以上自分のシールドがブレイクされていなければ、このクリーチャーを破壊する。

楯から踏ませたら最強のSトリガークリーチャーです。極端にビートデッキが少ない場合は不採用にしてもいいカードです。

現在は【レッドゾーン】や【der’Bande】などが環境に居ることや、《異端流し オニカマス》によって【サイバー】のループを咎めると必然的に楯を殴ってくるため、受け札は欲しいと考えています。

《魔誕の斬将オルゲイト》

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 水 / パワー7000 / コスト7

■ハイパーエナジー(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)
■ブロッカー
■ジャストダイバー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
■相手のターン中に、相手のクリーチャーが出て、そのクリーチャーの能力がトリガーした時、自分もその能力を使ってもよい。

あらゆる対面で強いカードですが、メインターゲットは【サイバー】です。

相手のループ中にサイバー・メクレイドから《裏斬隠 テンサイ・ハート》を出して5コストを捨て、相手の《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》を止めることでループを止めることが出来ます。

他にも【ボルシャック】の《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》が出た際に自身のタップする能力が誘発するため有効です。

《飛翔龍 5000VT》

【 クリーチャー 】
種族 マジック・アウトレイジMAX / 文明 水 / パワー12000 / コスト8

■このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■ジャストダイバー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はパワー5000以下のクリーチャーを出せない。

一時期は刺さりが良くなかったりしましたが現環境ではそこそこ強く、Tブレイカーが打点として超優秀なので未だに強く使えます。

採用候補カード

《洗打の妖精》

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / 文明 水 / パワー1000 / コスト2

■G・ストライク (このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ジャストダイバー (このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■相手のクリーチャーが出た時、それが相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーなら、持ち主の手札に戻してもよい。

【サイバー】のメクレイドに対して非常に有効なメタクリーチャーです。

幅広く見るなら《異端流し オニカマス》の方が優秀と判断し、サンプルレシピでは不採用にしました。

《飛ベル津バサ「曲通風」》

【 クリーチャー 】
種族 アダムユニット / デモニオ / 鬼レクスターズ / 文明 水 / パワー2000 / コスト2

■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■相手が自身の山札を1枚以上見る時または表向きにする時、かわりに相手の山札の上から1枚目を表向きにする。

メクレイドやヨビニオンなど、刺さりがいい時には強いメタクリーチャーなのですが、現環境ですとそんなに刺さる相手が居ないため採用外となりました。

《カレイコの黒像》

【 タマシード 】
種族 オラクル / レクスターズ / 文明 闇 / コスト3

■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのうように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■いずれかのプレイヤーの山札から、手札以外のゾーンにカードが置かれる時、かわりにそのプレイヤーは、そのカードを墓地に置く。

マナブーストやメクレイドに対してとても強いメタカードです。

特に【サイバー】を意識した場合に採用されがちですが、《忍蛇の聖沌 c0br4》と入れ替えることになりがちなので受けが弱くなってしまうのが弱い点です。

《∞龍 ゲンムエンペラー》

【 クリーチャー 】
種族 ∞マスター・ドラゴン / チーム零 / 文明 水/闇 / パワー999999999 / コスト999999999

※システムの都合上、《∞》の表記を《999999999》としております

■ムゲンクライム 4(自分のクリーチャーを4体タップし、 [wd04]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■∞ブレイカー(「∞ ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
■ブロッカー
■コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。

フィニッシャーとしては強いですが、多色である点やプレイング次第でフィニッシャーに頼らなくても勝てるので不採用になっています。

回し方

序盤は各種メタカードで動いていきます。

打点としても大事ですが《魔誕の斬将オルゲイト》や《飛翔龍 5000VT》の着地を狙う際に盤面にクリーチャーがいることが非常に大事になってきます。

ビートデッキやメクレイドに合わせて《ボン・キゴマイム》、盤面除去やドローを咎めたい場合は《冥土人形ヴァミリア・バレル》を優先的に出していきます。

手札を減らしたく無いけど盤面にクリーチャーを出したい場面は《裏斬隠 テンサイ・ハート》を出すこともあります。

対面や状況に応じて適切なカードをプレイしましょう。

中盤戦の《修羅の死神フミシュナ》はもちろん強いですが、呪文主体のデッキに対しては《奇天烈 シャッフ》を、【サイバー】のようなクリーチャーの出た時効果で戦うデッキには《魔誕の斬将オルゲイト》で相手を妨害していきます。

こうして妨害しつつクリーチャーを並べたら、《アーテル・ゴルギーニ》や《飛翔龍 5000VT》で盤面を制圧し、多数のメタカードで盤面を固めた状態で殴っていきましょう。

あくまでこのデッキは決まった通りの動きをするわけでは無いため、臨機応変にプレイをしていくことが大事です。実際に回してみると分岐が多く発生するので慣れるまで練習してみるといいと思います。

盤面制圧が難しい際にはターンを跨いで殴り切る、所謂分割リーサルを狙うことも多くあります。頭に入れておくといいでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。

ループ環境に飽き飽きされている方もいるでしょう。そんな方にはこのデッキがおすすめです!是非組んでみてはいかがでしょうか。

皆さん一緒にループ環境を破壊しましょう。


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