【遊戯王/2025年最新】連続シンクロ召喚「ジャンクドッペル」デッキ解説!!【1103環境】【ジャンド】

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【遊戯王/2025年最新】連続シンクロ召喚「ジャンクドッペル」デッキ解説!!【1103環境】【ジャンド】

目次

はじめに

こんにちは!うっちーです。

今回は、1103環境の中でも非常に人気が高い【ジャンクドッペル】デッキのそれぞれのカードの役割や回し方、展開例などを紹介しながらテーマ解説をさせて頂こうと思います。

【ジャンクドッペル】デッキとは

【ジャンクドッペル】とは、展開の手数を増やすために投入された《ジャンク・シンクロン》《ドッペル・ウォリアー》から取ってつけられた名前で、《ローンファイア・ブロッサム》《ダンディライオン》《グローアップ・バルブ》《スポーア》などの植物ギミックに《デブリ・ドラゴン》を絡ませた【デブリダンディ】をベースとしているシンクロモンスターを軸に展開するデッキになります。

ジャンク・シンクロン
ドッペル・ウォリアー

主な戦略としては、墓地を多用するデッキである為、蘇生効果を持つモンスターや魔法・罠カードを駆使してシンクロモンスターの連続シンクロを狙っていきます。

展開するのに墓地を肥やす必要がある為、初動の遅さが欠点となりますが、一度回ってしまえば対応力と展開力で勝ち切る事のできるデッキとなっています。

デッキレシピ


上記に貼った画像は、入賞レシピを参考に自分なりに作成したオーソドックスな構築になります。

今回はメインデッキとエクストラデッキについての各カードの役割について説明していこうと思います。

サイドデッキの説明に関しては何のデッキを重く見るか、人によって好みなどもある為割愛させて頂きますのでご了承ください。

メインデッキ

先程も冒頭で軽く触れましたが、基本的には墓地を肥やしてから墓地から自己蘇生するモンスターや墓地のモンスターを蘇生させるカードとの組み合わせなどで大量展開して勝利を目指すので、メインデッキでは墓地を肥やす役割のカードと墓地で発動するモンスター、モンスターの蘇生をサポートする役割のカードでデッキは構成されています。

墓地を肥やす役割のあるカードとしては、以下のものがあります。

《ライトロード・ハンター ライコウ》

【 効果モンスター 】
星 2 / 光 / 獣族 / 攻200 / 守100

リバース:フィールド上のカード1枚を破壊する事ができる。自分のデッキの上からカードを3枚墓地に送る。

このカードは、リバース効果でフィールドのカードを破壊する効果に付随してデッキの上からカードを墓地へ3枚送る効果を持っています。

墓地肥やしができるだけでなく、フィールドのカードを対象をとらずに破壊できる効果は強力で苦手なカードへの対処などもメインから見ることができる為、非常に優秀です!

《ライトロード・マジシャン ライラ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 魔法使い族 / 攻1700 / 守200

自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードを表側守備表示に変更し、相手フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。この効果を発動した場合、次の自分のターン終了時までこのカードは表示形式を変更できない。このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを3枚墓地に送る。

このカードは、攻撃表示から守備表示に表示形式を変更することで相手フィールドの魔法・罠カードを破壊する効果に付随してデッキの上からカードを3枚墓地へ送る効果を持っています。

墓地肥やしのタイミングがエンドフェイズということが難点ではありますが《ライトロード・ハンター ライコウ》と比べるとリバースではないのでテンポ良く攻めにいけるところはこのカードの強みかなと思います。

《カードガンナー》

【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 機械族 / 攻400 / 守400

自分のデッキのカードを上から3枚まで墓地へ送る事ができる。墓地へ送ったカード1枚につき、このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。この効果は1ターンに1度しか使用できない。自分フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

このカードは、デッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って自身の打点をエンドフェイズまで上昇させる効果を持っています。

墓地を肥やせるだけでなく下級モンスターとの戦闘であればほとんどのモンスターに対応できる攻撃力になるのと、1ターンに1度の起動効果なのでターンが返ってくれば再度効果を使用できる点も評価できます。

破壊されて墓地に送られても1ドローのおまけがついてくるのも無駄がなく優秀です。

《光の援軍》

【 通常魔法 】

自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送って発動する。自分のデッキからレベル4以下の「ライトロード」と名のついたモンスター1体を手札に加える。

このカードはコストとしてデッキの上からカードを3枚墓地へ送ってデッキからレベル4以下の「ライトロード」モンスター1体を手札に加える効果を持っています。

墓地を肥やせるだけでなく「ライトロード」モンスターのサーチも行う事が出来るので非常に優秀です。

今回のように「ライトロード」モンスターがデッキに2種類ある場合は状況に応じてサーチ先を変えることが出来るのも魅力的です。

先程紹介した通り「ライトロード」モンスターは、デッキ上からカードを墓地へ送る特性がある為、サーチした後も墓地肥やしに繋がるので展開する準備のスピードを一気に上げることが出来ます。

《おろかな埋葬》

【 通常魔法 】

自分のデッキからモンスター1体を選択して墓地へ送る。その後デッキをシャッフルする。

このカードの効果はデッキからモンスターを1体墓地へ送るというシンプルな効果となっております。

手札とフィールドの状況に応じて好きなモンスターをデッキから墓地へ送ることが出来るのは非常に強力です。

ここまでは、墓地を肥やす役割のカードの紹介をして来ました。

ここからは墓地で効果を発動するカードについて紹介していきたいと思います。

《BF-精鋭のゼピュロス》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 鳥獣族 / 攻1600 / 守1000

このカードが墓地に存在する場合、自分フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を手札に戻して発動する。このカードを墓地から特殊召喚し、自分は400ポイントダメージを受ける。「BF−精鋭のゼピュロス」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。

このカードは、墓地に存在する場合に起動効果で発動する事が出来ます。

コストとして自分フィールドの表側表示カード1枚を手札に戻す事で自身を特殊召喚する事が出来ます。

デメリットとしてこのカードの効果はデュエル中に1度しか発動できず、この効果での特殊召喚時に自分は400ダメージを受けるというものがありますが、単発でも展開をサポートする効果としては非常に優秀なので、そこまでデメリットは気にならないかと思います。

単純に特殊召喚するだけでも展開する上では優秀ですが、自分フィールドのカードを戻すコストで再利用して旨みのある《リミット・リバース》などのカードを戻すことによってさらにゲームを有利に運ぶ事が出来るので、戻すカードにも注目する必要があると思います。

《グローアップ・バルブ》

【 チューナーモンスター 】
星 1 / 地 / 植物族 / 攻100 / 守100

自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、墓地に存在するこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。「グローアップ・バルブ」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。

このカードは墓地に存在する場合に起動効果で発動する事が出来ます。

デッキの上から墓地へカードを1枚送って、墓地から自身を特殊召喚する事が出来ます。

おまけ程度ですが墓地からの特殊召喚だけでなく墓地肥やしも行う事が出来るのは優秀です。

また、レベル1のチューナーモンスターなのでシンクロ召喚を行うのにレベルの調整がしやすく展開する上で非常に扱いやすさがあります。《BF-精鋭のゼピュロス》と同様にデュエル中1度しか発動できないデメリットはあるものの《ローンファイア・ブロッサム》などからの展開も行う事ができるので総合的に見ても強力なカードであると思います。

《スポーア》

【 チューナーモンスター 】
星 1 / 風 / 植物族 / 攻400 / 守800

このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分の墓地に存在する植物族モンスター1体をゲームから除外して発動する。このカードを墓地から特殊召喚し、この効果を発動するために除外したモンスターのレベル分だけこのカードのレベルを上げる。「スポーア」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。

このカードは墓地に存在する場合に起動効果で発動する事が出来ます。

このカード以外の自分の墓地の植物族モンスター1体を除外する事で自身を特殊召喚する事が出来ます。

墓地に他の植物族モンスターが存在する時でないと効果を発動出来ない為、単体では動けないもののこの効果で特殊召喚した場合、除外したモンスターのレベル分、このカードのレベルも上昇するので墓地に存在する植物族モンスターのレベルによって選択肢が生まれる点は優秀です。

また、このカードはチューナーモンスターである為、シンクロ召喚を行うのに有効に利用する事が出来ます。

このカードもデュエル中に1度しか効果を発動出来ないデメリットはありますが、総合的に見ても非常に優秀です。

《ダンディライオン》

【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 植物族 / 攻300 / 守300

このカードが墓地へ送られた時、自分フィールド上に「綿毛トークン」(植物族・風・星1・攻/守0)を2体守備表示で特殊召喚する。このトークンは特殊召喚されたターン、生け贄召喚のための生け贄にはできない。

このカードは、墓地へ送られた場合に効果を発動する事が出来ます。

墓地へ送られると、自分フィールドに「綿毛トークン」(植物族・風・星1・攻/守0)2体を守備表示で特殊召喚します。

このトークンは特殊召喚されたターンはアドバンス召喚のためにはリリース出来ませんが、このデッキではシンクロ召喚に利用するので展開に有効活用する事が出来ます。

トークンを特殊召喚する効果はターン1制限がない為、墓地から蘇生するカードを利用する事で爆発的な展開を行う事も可能なので非常に優秀です。

ここまでは、墓地で効果を発動するカードについて紹介して来ました。

ここからはモンスターの蘇生をサポートする役割のカードついて紹介していきたいと思います。

《デブリ・ドラゴン》

【 チューナーモンスター 】
星 4 / 風 / ドラゴン族 / 攻1000 / 守2000

このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する攻撃力500以下のモンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。このカードをシンクロ素材とする場合、ドラゴン族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。また、他のシンクロ素材モンスターはレベル4以外のモンスターでなければならない。

このカードは、召喚に成功した時、自分の墓地の攻撃力500以下のモンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する事が出来ます。

デメリットとしてこの効果で特殊召喚したモンスターは効果が無効になってしまいますが、《カード・ガンナー》や《ダンディライオン》などのカードを蘇生する事でデメリットも軽減する事が出来ます。

このカードをシンクロ素材にする場合ドラゴン族モンスターのシンクロ召喚にしか使用出来ないデメリットがあるので注意が必要です。

《ジャンク・シンクロン》

【 チューナーモンスター 】
星 3 / 闇 / 戦士族 / 攻1300 / 守500

このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在するレベル2以下のモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。

このカードは、召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を守備表示で特殊召喚する事が出来ます。

この効果で特殊召喚したモンスターは効果が無効になってしまいますが、シンクロン召喚を行う為の展開力としては十分だと思います。

また、レベル5のシンクロモンスターには展開のエンジンである《TG ハイパー・ライブラリアン》がいる為、そこに繋がる展開としても優秀です。

《死者蘇生》

【 通常魔法 】

相手か自分の墓場にあるモンスターを、自分のコントロールでフィールド上に出せる。

このカードは、自分か相手の墓地のモンスター1体自分のフィールドに特殊召喚する事が出来ます。

好きなモンスターを墓地から蘇生出来るので、展開のサポートカードとして非常に優秀です。

また、相手の墓地のモンスターからも選べるので状況に応じて使い分ける事も出来る点も評価できます。

《リミット・リバース》

【 永続罠 】

自分の墓地から攻撃力1000以下のモンスター1体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。そのモンスターが守備表示になった時、そのモンスターとこのカードを破壊する。このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。

このカードは、自分の墓地の攻撃力1000以下のモンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する効果を持っています。

この効果で蘇生したモンスターは守備表示になった時、そのモンスターとこのカードは破壊されます。

また、このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊されます。

そのモンスターが破壊された時にもこのカードは破壊されます。

このようにデメリットは多々ありますが、このデッキではシンクロ素材に利用される事が多い為、あまりそのデメリットは気にならないかと思います。

このカードの効果で蘇生したモンスターがシンクロ素材として墓地へ送られる場合は、このカードはフィールドに残るので《ハリケーン》や《BF-精鋭のゼピュロス》を絡める事によって再利用する事が出来る点も魅力があります。

攻撃力1000以下のモンスターしか蘇生出来ないですが、このデッキにおいては攻撃力1000以下のモンスターは優秀なモンスターが多い為、展開札として十分な働きをしてくれると思います。

《リビングデッドの呼び声》

【 永続罠 】

自分の墓地からモンスターカード1体を選び、攻撃表示で特殊召喚する。このカードがフィールド上に存在しなくなったら、そのモンスターを破壊する。そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。

このカードは、《リミット・リバース》の攻撃力1000以下と言った制約がなくなった版として考えて頂ければと思います。

このカードも蘇生したモンスターがシンクロ素材になって墓地へ送られてもフィールドに残るので《リミット・リバース》同様に再利用する事が出来ます。

蘇生するモンスターは自分の墓地であれば特殊なモンスターでなければ基本は蘇生出来るので《リミット・リバース》よりも幅広く展開に絡める事が出来ると思います。

エクストラデッキ

ここではデッキを回す上で重要度が高いエクストラデッキについて各カードの役割に触れながら簡単に紹介していきたいと思います。

《フォーミュラ・シンクロン》

【 シンクロ・チューナーモンスター 】
星 2 / 光 / 機械族 / 攻200 / 守1500

チューナー+チューナー以外のモンスター1体
このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。また、相手のメインフェイズ時、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをシンクロ素材としてシンクロ召喚をする事ができる。

このカードは、シンクロ召喚時に効果でデッキからカードを1枚ドローする事が出来ます。

このデッキはレベル1チューナー、レベル1トークンが展開の中でフィールドに登場する場面が多くシンクロ展開によるドロー加速として非常に優秀です。

また、相手ターンにシンクロ召喚を行う効果も強力です。

《アームズ・エイド》

【 シンクロモンスター 】
星 4 / 光 / 機械族 / 攻1800 / 守1200

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとしてモンスターに装備、または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

このカードは、レベル4のシンクロモンスターなので展開の経由として使うことも出来ますし、モンスターに装備して打点アップなど状況によって柔軟に使い分ける事が出来ます。

《TG ハイパー・ライブラリアン》

【 シンクロモンスター 】
星 5 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2400 / 守1800

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、自分はデッキから1枚ドローする。

このカードがフィールドに存在する状態で、シンクロ召喚を行う度にデッキからカードをドローする効果を持つ為、シンクロ召喚を多用するこのデッキの特性に合った非常に優秀なモンスターです。

《氷結界の龍 ブリューナク》

【 シンクロモンスター 】
星 6 / 水 / 海竜族 / 攻2300 / 守1400

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「氷結界の龍 ブリューナク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:手札を任意の枚数墓地へ捨て、捨てた数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。

このカードは、自分のフィールドに残った《リミット・リバース》《リビングデッドの呼び声》を手札に戻しながら次のターンに備える動きや相手のフィールドのカードに触れて一気にライフを取る時にも非常に有効なモンスターです。

手札から捨てるカードも墓地へ行くことで効果を発揮出来るカードも多い為、このカードの効果を使って手札が減ったとしても、展開力が上がる場合もある為、手札が減るのがマイナスとも言いきれないのがこのデッキで使用する上では非常に優秀です。

《C・ドラゴン》

【 シンクロモンスター 】
星 6 / 地 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守1300

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分の墓地に存在する「C」と名のついたモンスターを全てゲームから除外する事ができる。この効果で除外したモンスター1体につき、このカードの攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで200ポイントアップする。このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与える度に、相手のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。

このカードは、このデッキにおいては効果自体は特に有利に働くことはあまりありませんが、レベル6のシンクロ枠として必要な枠であるのと、《デブリ・ドラゴン》を絡めたシンクロではドラゴン族縛りがある為、有効に利用する事が出来ます。

《アーカナイト・マジシャン》

【 シンクロモンスター 】
星 7 / 光 / 魔法使い族 / 攻400 / 守1800

チューナー+チューナー以外の魔法使い族モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードに魔力カウンターを2つ置く。このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。また、自分フィールド上に存在する魔力カウンターを1つ取り除く事で、相手フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。

このカードは、シンクロ召喚時に魔力カウンターが2つ乗り、1つにつき打点が1000アップすると言った効果で魔力カウンターがある時はアタッカーとして使用する事もでき、魔力カウンターを取り除いて相手のカードを破壊する事も出来るので状況に合わせて細かく効果を使い分ける事が出来るのが優秀です。

シンクロ素材にはチューナー以外のモンスターが魔法使い族という縛りがあるものの、このデッキにおいては展開の流れで《TG ハイパー・ライブラリアン》《フォーミュラ・シンクロン》が並ぶので自然と召喚条件を満たすことが出来ます。

《ブラック・ローズ・ドラゴン》

【 シンクロモンスター 】
星 7 / 炎 / ドラゴン族 / 攻2400 / 守1800

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールド上に存在するカードを全て破壊する事ができる。1ターンに1度、自分の墓地に存在する植物族モンスター1体をゲームから除外する事で、相手フィールド上に存在する守備表示モンスター1体を攻撃表示にし、このターンのエンドフェイズ時までその攻撃力を0にする。

このカードはシンクロ召喚時にフィールド上のカードを全て破壊するといった強力な効果を持っています。

劣勢の盤面を打開する場面や展開力に余力がある時に先に相手のフィールドのカードを全て破壊してから動き時などにも有効です。

また、植物ギミックがメインデッキに複数枚採用されているので、墓地に植物族モンスターが存在する場合、植物族モンスターを1体除外する事で相手の守備表示モンスター1体を攻撃表示にしてターン終了時まで攻撃力を0にする効果を持っている為、この効果を利用して戦闘による大ダメージも狙うことも出来ます。

《スクラップ・ドラゴン》

【 シンクロモンスター 】
星 8 / 地 / ドラゴン族 / 攻2800 / 守2000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分及び相手フィールド上に存在するカードを1枚ずつ選択して発動する事ができる。選択したカードを破壊する。このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。

このカードは1ターンに1度、自分フィールドのカード1枚と相手フィールドのカード1枚を破壊する事が出来ます。

自分のフィールドのカードも破壊しなければいけないので少しデメリットに見えますが、《ダンディライオン》《カードガンナー》《クリッター》など破壊されて墓地に送られると効果が発動するカードが多い為、それを利用する事でデメリットを軽減する事が出来ます。

打点も高く、毎ターン効果を使用出来る点も評価出来ます。

《氷結界の龍 トリシューラ》

【 シンクロモンスター 】
星 9 / 水 / ドラゴン族 / 攻2700 / 守2000

チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上

①:このカードがS召喚に成功した時に発動できる。相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外できる。

このデッキだと展開中にフィールドのレベルを調整する事によって比較的ラクにシンクロ召喚する事が可能であり、このカードはシンクロ召喚成功時に相手の手札・フィールド・墓地からそれぞれ1枚ずつゲームから除外する効果を持っています。

相手のリソースを破壊するのに非常に有効に働く為、効果が決まるとゲームを有利に進める事が出来ると思います。

《虚空海竜 リヴァイエール》

【 エクシーズモンスター 】
星 3 / 風 / 水族 / 攻1800 / 守1600

レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、ゲームから除外されている自分または相手のレベル4以下のモンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。

このカードは、1ターンに1度エクシーズ素材を1つ取り除く事で自分か相手の除外状態のレベル4以下のモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚する事が出来ます。

このデッキは《カオス・ソーサラー》《スポーア》《ブラック・ローズ・ドラゴン》などによって展開の中で自然と除外ゾーンにモンスターがある事が多い為、除外されたモンスターを再利用する流れでこのカードから特殊召喚する事が出来ます。

ターンが返ってくればエクシーズ素材がもう1つある為、もう一度効果を発動する事が出来る点も優秀です。

《No.39 希望皇ホープ》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻2500 / 守2000

レベル4モンスター×2
自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。そのモンスターの攻撃を無効にする。このカードがエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、このカードを破壊する。

このカードは戦線維持、またはアタッカーとして使用する事が多いです。

このデッキだとあまりフィールドに特殊召喚する機会は多くはないですが、《BF-精鋭のゼピュロス》《トラゴエディア》などが絡んだ場合にエクシーズ召喚しやすい印象です。

デッキの展開・回し方

ここでは例としてデッキを回す上で基本的な展開を2つ紹介していこうと思います。

展開例①

《ローンファイア・ブロッサム》+蘇生札1枚

パターン1

(1)《ローンファイア・ブロッサム》を召喚して効果を発動する。コストで自身をリリースして《ダンディライオン》をデッキから特殊召喚する。

(2)蘇生札で《ローンファイア・ブロッサム》を蘇生させ効果を発動する。コストで《ダンディライオン》をリリースして《グローアップ・バルブ》を特殊召喚する。

(3)《ダンディライオン》効果で「綿毛トークン」2体を特殊召喚する。トークンと《グローアップ・バルブ》《フォーミュラ・シンクロン》特殊召喚する。(1ドロー)

(4)《フォーミュラ・シンクロン》《ローンファイア・ブロッサム》《TG ハイパー・ライブラリアン》を特殊召喚する。

(5)《グローアップ・バルブ》の効果で自身を特殊召喚して、《ダンディライオン》のトークンと《フォーミュラ・シンクロン》を特殊召喚する。(2ドロー)

盤面が以下のようになります。

《フォーミュラ・シンクロン》《TG ハイパー・ライブラリアン》(3ドロー)

これで相手ターンに《フォーミュラ・シンクロン》の効果によりシンクロ召喚を行う事が出来る為、《ブラック・ローズ・ドラゴン》をシンクロ召喚する事によってフィールドのカードを全て破壊する事が出来ます。

パターン2

(1)《ローンファイア・ブロッサム》を召喚して効果を発動する。コストで自身をリリースして《ダンディライオン》を特殊召喚する。

(2)《ローンファイア・ブロッサム》を蘇生させ効果を発動する。コストで《ダンディライオン》をリリースして《スポーア》を特殊召喚する。

(3)《ダンディライオン》効果で「綿毛トークン」2体を特殊召喚する。トークンと《スポーア》《フォーミュラ・シンクロン》を特殊召喚する。

(4)《スポーア》の効果を発動する。コストで《ローンファイア・ブロッサム》を除外してレベル4として自身を特殊召喚する。

(5)《ダンディライオン》のトークンと《スポーア》《TG ハイパー・ライブラリアン》を特殊召喚する。

(6)《フォーミュラ・シンクロン》《ローンファイア・ブロッサム》でレベル5シンクロモンスターを特殊召喚する。

盤面が以下のようになります。

レベル5シンクロモンスター、《TG ハイパー・ライブラリアン》(2ドロー)

パターン2はレベル5シンクロモンスターを2体出すだけの展開ですが、ドローが絡んだり他に展開するカードが手札にある場合はさらに展開を伸ばす事が出来るので相手の盤面を荒らしたりライフを取りに行く場合の基盤となるかなと思います。

展開例②

《ジャンク・シンクロン》+《ドッペル・ウォーリアー》(墓地にレベル1のチューナーモンスター)

(1)《ジャンク・シンクロン》を召喚して効果を発動する。墓地からレベル1のチューナーモンスター1体を特殊召喚する。

(2)《ドッペル・ウォリアー》の効果を発動する。手札から自身を特殊召喚する。

(3)《ジャンク・シンクロン》《ドッペル・ウォリアー》《TG ハイパー・ライブラリアン》を特殊召喚する。

(4)《ドッペル・ウォリアー》効果で自分フィールドに「ドッペル・トークン」2体(戦士族・闇・星1・攻/守400)を攻撃表示で特殊召喚する。

(5)トークンとレベル1チューナーモンスターで《フォーミュラ・シンクロン》を特殊召喚する。

盤面が以下のようになります。

《フォーミュラ・シンクロン》、《TGハイパー・ライブラリアン》、「ドッペル・トークン」(2ドロー)

この展開も相手ターンに《ブラック・ローズ・ドラゴン》を特殊召喚する構えになりますが、先程の展開例①と異なる点として、「ドッペル・トークン」が場に1体残りますので、これを利用して手札と相談してさらに展開していくのも良いかと思います。

派生デッキについて

ここでは《ジャンク・シンクロン》《ドッペル・ウォリアー》が採用されていないいわゆる【デブリ】デッキと《ジャンク・シンクロン》《ドッペル・ウォリアー》に加えて《クイック・シンクロン》が採用されている【クイック】デッキについて【ジャンクドッペル】デッキの派生として簡単に紹介したいと思います。

【デブリ】デッキ

元々、《ローンファイア・ブロッサム》《グローアップ・バルブ》などの植物ギミックだけでも蘇生札を絡めると展開力は非常に高いという点を考えると召喚して墓地からモンスターを釣り上げて展開する札として《デブリ・ドラゴン》だけで十分と判断して空いた《ジャンク・シンクロン》《ドッペル・ウォリアー》の枠に《素早いビッグハムスター》のかさ増しや罠カードを厚くすると言ったように構築を自分好みに環境に応じて変化させる事が出来るのは利点であると思います。

【クイック】デッキ

《調律》《クイック・シンクロン》《レベル・スティーラー》などをデッキに採用する事で【ジャンクドッペル】と比べると展開の準備期間がほとんどなく、スピードが格段に上がっています。《クイック・シンクロン》はシンクロ素材にする場合、「シンクロン」チューナーを素材とするシンクロモンスターのシンクロ召喚にしか使用出来ないデメリットがある為、クセはありますが、このカードは「シンクロン」チューナーの代わりとしてシンクロ素材にする事が出来るので、強力な「シンクロン」モンスターを素材としたシンクロモンスターに繋げる事が出来るのは非常に優秀です。

まとめ

今回は、【ジャンクドッペル】デッキのテーマ解説を各カードの紹介や展開例などを挙げてして来ましたが、個人的にはこのデッキの魅力は2つあると思っています。

1つ目は、デッキの自由枠が割と多いので採用するカードの枚数や好みに応じてデッキをカスタマイズする事が出来る事です。

2つ目は、ある手札から確定展開をするとして《TG ハイパー・ライブラリアン》《フォーミュラ・シンクロン》のドローによってその後の展開がアドリブで変わっていくところがこのデッキの面白いところだなと思いました。

展開デッキが好きな方、興味がある方は是非使ってみることをおすすめします。

長文にお付き合い下さりありがとうございました!


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