| このデッキはこんな人におすすめ! |
| ●安くて楽しいデッキが欲しい! ●《 逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル 》を使いたい! ●使いたいからといってなんでもいいわけではないという理性がある ●勝舞じゃないので、ボルメテウスと戦う予定がない |
こんにちは。あるいはお久しぶりです。『格安デュエマ研究所』研究員の北白河と申します。
今日も今日とて格安をやっていこうと思います。

257回目となりました当企画『格安デュエマ研究所』。

当企画はその名の通り、安くて楽しいカードを活かして格安デッキを研究する……という企画となっております。
さて、今回の主役は……
《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》(60円)です。
新ギミック「Zラッシュ」の筆頭にして、めちゃくちゃピーキーな性能を持つこのカードをなんとか活かそうとして悪戦苦闘した結果がこの記事となります。
俺だって考え始めた時にはこんな結論になるとは思ってなかったです。
例によってもう少し財布に余裕のある方向けの改造パーツなども紹介しておりますので、ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ。
ちなみに、デッキリストの「デッキ価格をシミュレーション」→「在庫チェック」から、直接カーナベルで購入に向かうことも可能です。検索なしで必要なカードにアクセスできてマジで便利なので、ぜひどうぞ。
目次
はじめに:この企画のルール
当企画『格安デッキ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
何をもって「低予算」とするかは難しいところですが、当企画では「シングル価格の合計がクロニクルデッキ・ドリーム英雄譚デッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準を設けさせていただきます。
1100円のドキつよからは積極的に目を背けることで解決を図りましょう。
(シングル価格は、執筆時点(2026/4/16)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算。GP参加のため値段チェックにタイムラグがあります)

もちろんすでに持っているカードを使ったり、カード状態にこだわりがなければ、さらに安く構築することも可能ですね。
また、忘れてはいけないのが『安いデッキは高額デッキの代用品ではない』ということ。あくまで「安いけれど強い・面白い」と言えるような、独自性のあるデッキを追い求めていこうと思います。
デッキのコンセプト
さて。まず最初に、このカードの運用方針を決めるために「使用するうえで克服したいポイント」……要するに、《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》の弱点を挙げていきましょうか。
まず最大のポイントは、「デザイナーズコンボ通りに自身の効果でZラッシュを活かそうとすると、横に(最低でも)破壊対象とダイレクトアタック役の2体以上のクリーチャーが要求される」こと。
要するにこのカード、単独ではほとんど機能しないんですよ。両者の盤面をガンガンすり潰している間は上々の制圧力を見せてくれるんですが、そこが切れた瞬間に突然動かなくなっちゃうわけですね。
また、出すタイミング次第では「強制攻撃がたまにこちらに牙を剥く」のも問題。
Zラッシュを起動して相手にターンを渡した瞬間、「ほなこのターンで勝つか……」って言われてそのまま全てを無視して殴られるケースは想定しておく必要があるでしょう(あなたがこのカードのために《 ドンドン打つべしナウ 》を躊躇なく4枚積める斬札ウィンでもなければ)。
あとはまあ、見たまんまですが「スピードアタッカーも除去耐性もなく、即効性や継戦能力も薄い」というのもありますね。
ここまで書くと全体的にダメダメに見えますが、それでも「除去&ドローによって出てすぐ最低限の仕事はする」「ブレイク効果により刻むムーブも可能」「ワールド・ブレイカーとしては屈指の軽さであり、(刻む効果も含め)機能したときの決定力自体は十分ある」と、しっかり美点もあるのは事実。
というわけで、ここからは「弱点を克服しつつ美点を活かす手段」を考えていきましょう。
まず強制攻撃対策を考えると、これはシンプルに受けを強くすることでカバーできそうな気配がありますね。なんなら、これによって「ブレイク効果を自分に飛ばして暴発を行う」というオプションが生まれるのもうれしいところです。どっちかというとたぶんもとからそういう想定のカードなんだけど……。
ついでに言えば、この受けをクリーチャーの形にすることで「横にクリーチャーを要求する」ポイントも補えます。
この辺にはちょうど「ドキつよ」で安くなった《 忍蛇の聖沌 c0br4 》や新規の《 インフェルノ・ドラグーン 》といった蘇生持ちがいるので、相手ターンに《 逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル 》を送り込むことで疑似的にSAがない弱点を補えるかもしれません。
つまり、デッキ全体を【トリガービート】の形に持っていけば《 逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル 》が活きてきそう……という仮説が立ちますね。
こうなると、最後の問題は「除去耐性がないこと」なんですが……
墓地から何度でも出し直せるようにしておけば、疑似的に補えるはず!
なんなら前述のトリガー持ちをそのまま送り込むことで盤面維持もやりやすくなりますし、出し直すたびに《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》の除去とブレイクが飛ばせるので少しずつ刻んでいく形でも勝ちに行けるはずです。
つまり、目指す形は「トリガーが30枚以上入っていてめちゃくちゃ後ろ向きなのに、なんか突然シールドを全部割ってきて勝ちに来る謎のトリガービート」ということになりますね。
要するに【逆アポロ】みたいな受けと【アポロヌス】みたいな攻めを両立すればいいんですよ。
性質上、ストーリー的ライバルの《 切札竜 ボルメテウス・リバース・ドラゴン 》のシールド焼却には絶対勝てなさそうですが……我々が斬札ウィンではないということは先ほど前提条件として出しておいたので、これはすでに克服済みとしましょう。
というわけで、完成したデッキがこちら。
デッキレシピ
お値段は4480円!
なんと約1/3が《 逆転の火焔ボルシャック・メビウス 》なので、ここを差し替えれば3000円くらいまで下がります。
欲しいカードがありましたら、デッキリストの「デッキ価格をシミュレーション」→「在庫チェック」から直接購入も可能です。あんまり知られてないんですがめちゃくちゃ便利ですので、ぜひ一度試してみてくださいね。
カード解説
デッキの主役たち
《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》

【 クリーチャー 】
種族 ゴッド / 超化獣 / 文明 闇/火 / パワー5000 / コスト5
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分の他のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、カードを1枚引き、相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。
■自分のクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーはシールドを1つブレイクしてもよい。
■Zラッシュ(シールドが離れたら、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーのハイパーモードを解放する)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:39000
■ブロッカー
■ワールド・ブレイカー
■相手のクリーチャーは可能なら攻撃する。
60円
このデッキの主役たる、オーバーレアです。
このデッキでの主な仕事は、「とりあえず出して除去を飛ばすこと」「適宜相手のシールドを刻むこと」そして「余裕があったら暴発しつつワールド・ブレイカーを叩き込むこと」。つまり、用意できるタイミングで用意しろということです。
手札か墓地に早めに用意しておき、素出しかトリガーでどんどん送り込んでいきましょう。特に相手ターンの展開に成功するとすぐに除去を飛ばせるので、疑似的な受けになるのもうれしいですね。
どかされてもすぐ出し直して、「対処しないと勝つが?」「返しのターンに殴ってきても、大量のトリガーがあるが?」みたいな顔をしておきましょう。
また、覚えておきたいのは「相手のシールドを1枚まで削った状態で攻撃し、横のクリーチャーを破壊してブレイクを相手に飛ばすと、そのシールドがG・ストライクであってもそのまま攻撃が通る」パターン。ピン除去トリガーでもない限りだいたい突破できるので、道中でシールドを削っている場合には狙っておきたいですね。
ちなみに、破壊効果で《インフェルノ・ドラグーン》を割って後続の超化獣を呼んでくるのは頻出パターンなので覚えておきましょう。2体並ぶと、ブレイク効果も二倍!
《逆転の火焔ボルシャック・メビウス》

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 超化獣 / 文明 火 / パワー7000 / コスト5
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクしてもよい。
■Zラッシュ(シールドが離れたら、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーのハイパーモードを解放する)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:12000
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の他のクリーチャーを1体アンタップする。
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、このクリーチャーはその相手のシールドを3つブレイクしてもよい。
480円
テストプレイしたところゲームが終わらないケースが発生したので急遽投入された、追加のフィニッシャーです。
こちらの仕事は「中型をバトルでどかしつつ、雑に殴ってゲームを終わらせること」。横に殴れるクリーチャーがいればそれだけでZラッシュに入りつつ6打点出るので、一気に勝ちに行けますね。
なんなら、もしトリガーを踏んで止まったとしてもシールド枚数さえ削れれば「トリガークリーチャーから殴って勝つが?」みたいな顔ができます。勝利貢献度は見た目以上に高いですよ。
特に相手ターンに出せると、バトルで除去を飛ばしつつ「放置すると次のターン殴るが?」「選ぶと3枚ブレイクするが?」みたいな顔ができるのもうれしいですね。
トリガー獣たち(またの名を主役以外全部)
《インフェルノ・ドラグーン》

【 クリーチャー 】
種族 ティラノ・ドレイク / 文明 闇 / パワー1000 / コスト3
■S・トリガー
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置く。
■このクリーチャーが破壊された時、自分の墓地から山札の下に置いてもよい。そうしたら、コスト5以下の超化獣クリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
80円
割と本気でこのカードがないとデッキが成り立たないまである、新規S・トリガーです。先に言っておくと、めちゃくちゃ強いです。
とりあえず、出しさえすれば墓地肥やしで公開領域を増やし、そこに超化獣がいればブロックか自爆特攻でそちらを呼び出し可能。いなくても1回分のブロックかシールド刻み役として運用できますね。
出すこと自体にはほぼ裏目がないので、どんどん展開していきましょう。時には蘇生する価値まであると思ってますよ。
蘇生のためには子のクリーチャーを山札に戻す必要があることにだけご注意を!
《魔誕翔天マルピア》

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / ファイアー・バード / 文明 闇/火 / パワー4000 / コスト3
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶このクリーチャーはシールドを1つブレイクする。
▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
100円
実は割と自由枠という説もある、小型除去要員兼ブレイク要員です。
基本的には除去できるところを除去していくのがいいんですが、昨今のZラッシュのパワーラインには届かないこともあるのが悩ましいところ。
その際は、「後で押し切るハードルを下げるため相手のシールドをブレイクする」「殴られなさそうなら自分のシールドをブレイクして頭数を用意しておく」と、状況に合わせた選択肢を取ってゲームを進めていきましょう。
あと、Zラッシュ始動要員として素出しすることもよくあります。
《Dの牢閣 メメント守神宮》

(殿堂カード) 【 D2フィールド 】
文明 光 / コスト4
■S・トリガー(このD2フィールドをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ展開してもよい)
■自分のクリーチャーすべてに「ブロッカー」を与える。(「ブロッカー」を持つクリーチャーをタップして、相手のクリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
■Dスイッチ:いずれかのプレイヤーが自身のターンに最初のカードを引いた時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーをすべてタップする。
50円
防御にかけてはさすがにピカイチの、殿堂入りトリガーです。でもこれも自由枠かも。
出てくるトリガー獣がことごとくブロッカーになるありがたみはもちろん、SAのない相手にはDスイッチで1ターン稼ぐことも可能……と、出せさえすればだいぶゲームチェンジャーとなってくれます。
また、こちらのターンにDスイッチを使うことで邪魔なブロッカーをすべて寝かせたり、《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》下での小型クリーチャーの自爆特攻先を用意したりと攻めに使えるのも見逃せません。
ただ、出てすぐ仕事をするカードではないのは要注意ポイントですね。それを嫌うなら、好みのカードに入れ替えていくのも手です。
《ボルシャック・ハイパー・アークゼオス》

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / 超化獣 / 文明 火 / パワー3000 / コスト5
■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、パワーの合計が7000以下になるように相手のクリーチャーを2体まで選び、破壊する。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:7000
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体選び、破壊する。
65円
「デッキが要求する除去持ちトリガー獣」「《 インフェルノ・ドラグーン 》が要求する5コスト以下の超化獣」そして「すぐ足りなくなる火文明のマナ源」というベン図を描いたときに唯一ヒットしたカードです。なんで新弾にはZラッシュ持ちトリガーいないの?
パワーラインの向上で7000火力の信頼性が落ちているのは悩ましいですが、それでも貴重な複数除去チャンスのあるカード。
ハイパー化でブロッカーを割りつつ2打点出せることもあり、詰めの際にもたまに役立ちます。
ちなみに、文明問題さえなんとかなるなら《 霊淵 ヒドアノッカ=ノアドッカ 》でもOKだったりします。そちらは確定除去なので、組み換えの際は好みにあわせてどうぞ。
《リバース・ラピア/「闇の王に逆らったらこうなるんだから♪」》

【 ツインパクトカード 】
種族 ファイアー・バード / ドラゴン・ゾンビ / ファイアー・バード・ワード / 文明 闇 / パワー3000 / コスト5
種族:ファイアー・バード/ドラゴン・ゾンビ
■S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ実行してもよい)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。そうしたら、自分の墓地にあるカードの枚数よりコストが小さい相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。
────────────呪文────────────
カード名:「闇の王に逆らったらこうなるんだから♪」
文明:闇
コスト:3マナ
種族: ファイアー・バード・ワード
■山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、フェニックス・カードを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く)
110円
《 終断γ ドルブロ/ボーンおどり・チャージャー 》との熾烈な争いに勝利して選ばれた一枚です。決め手はクリーチャー面でも墓地が肥やせること。
基本的にはチャージャーとして(わずかに墓地を肥やしながら)5マナ域に繋ぐのが仕事ですが、トリガーでも素出しでも墓地肥やし兼除去として投げるパターンは結構あったりします。
バトルゾーンに出た後は仕事がないので、雑に殴らせたり破壊対象にして命を有効活用していきましょう。
《呪われし悪魔のミッシツ》

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 月光王国 / 文明 光 / パワー3000 / コスト6
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
120円
出てすぐシールドが増える、【トリガービート】概念を体現したような一枚です。むしろ【逆アポロ】概念とも言うかも。
トリガー率の高いこのデッキにおけるシールド追加の威力は言わずもがな絶大で、見た目以上の延命性能を見せてくれます。
バトルゾーンに出た後は仕事がないので、雑に殴らせたり破壊対象にして命を有効活用していきましょう(2回目)。
今回は素でブロッカーを持っている《兵器として産み落とされたカタチ》を優先していますが、好みによっては枚数は弄って行けそうですね。
《兵器として産み落とされたカタチ》

【 クリーチャー 】
種族 グレートメカオー / 月光王国 / 文明 光 / パワー2000 / コスト6
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
60円
《呪われし悪魔のミッシツ》にブロッカーがついた代わりに、あとでシールド回収が必要になったという趣のS・トリガー獣です。
《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》の強制攻撃下だとたいがい全シールドが割られる……という想定で、ブロッカー持ちのこちらを優先した形ですね。
こうしてブロックすると《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》のブレイク効果を使っていけるので、たまに攻めにも役立つのは覚えておきましょう。
《忍蛇の聖沌 c0br4》

【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ステラ / シノビ / 文明 闇 / パワー5000 / コスト6
■S・トリガー
■ブロッカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
■相手のターン中に、このクリーチャーが出た時、このターンに2つ以上自分のシールドがブレイクされていなければ、このクリーチャーを破壊する。
120円
「ドキつよ」での再録で、ついに格安圏内まで落ちてきてくれた強力トリガーです。むしろ「いきつよ」に入ったのにこれまでまだ数百円してたのがおかしい。
基本的な仕事は墓地に落ちたフィニッシャー勢を蘇生することなんですが、状況によっては各種トリガー獣を蘇生して盤面処理や頭数の確保を優先することを覚えておきましょう。
出てくるタイミング次第で自壊してしまうことにはご注意を!
《偽りの名 ドルーシ》

【 クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ソル / アンノウン / 文明 光 / パワー4000 / コスト7
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■水晶ソウル2(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は2になる)
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引き、自分の手札を1枚シールド化する。
50円
出てすぐシールドが増えるうえ、選んで仕込めるという【逆アポロ】概念を体現したような一枚です。こっちは【シールドビート】概念というよりそう言ったほうがいいはず。
とりあえず、「次にブレイクされたいカード」あるいは「次にブレイクしたいカード」を仕込むのが大前提。受けのために使うか、次に暴発で攻めるために使うかはしっかり考えておきたいですね。
バトルゾーンに出た後は仕事がないので、雑に殴らせたり破壊対象にして命を有効活用していきましょう(3回目)。
《傀儡秘宝ベンゾルス》

【 クリーチャー 】
種族 パンドラボックス / デスパペット / 文明 闇 / パワー5000 / コスト7
■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚まで墓地に置く。こうして墓地に置いた「S・トリガー」を持つカード1枚につき、相手のクリーチャーを1体選び、破壊してもよい。
■自分のターン中、クリーチャーを1体、自分の墓地から召喚してもよい。(コストは支払う)
80円
このデッキに33枚もトリガーが入っている最大の理由となる、(こういうデッキでのみ)史上最強格となるトリガー獣です。
出れば期待値で2-3面除去を飛ばしつつ、ターンが帰ってくれば墓地召喚で選択肢爆増……と、明確に勝利に直結する動きをしてくれるんですよね。特にここからフィニッシャー枠に繋がると、自身が攻撃可能クリーチャーであることから一瞬でゲームにケリがついてしまいます。
また、フィニッシャーや防御トリガー獣を出し直すことで長期戦や守りにも対応。いわば疑似的な除去耐性を与えているようなもんです。
コストの関係で素出しは厳しいですが、このカードのためにマナを伸ばしていくのも考慮に入るくらい強いカードだと思ってます(このデッキに限っては)。
あ、墓地肥やしのやりすぎによるライブラリアウトにはご注意を!
《逆転の影ガレック》

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ゴースト / 文明 闇 / パワー5000 / コスト10
■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、次の中から3回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
→相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-3000する。(パワーが0以下のクリーチャーは破壊される)
→自分の山札の上から3枚を墓地に置く。
→コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
80円
順当に悪さをして殿堂入りを果たした、デュエマ史上でも最強格のS・トリガーです。
とはいえこのデッキではその多機能性を活かして除去か蘇生をやることになるはず。墓地が空っぽの最序盤なら墓地肥やしをやることもあるかな……くらいに考えています。
要するにユーティリティ枠ですので、状況に応じて臨機応変に効果を使っていきたいですね(丸投げ)。
バトルゾーンに出た後は仕事がないので、雑に殴らせたり破壊対象にして命を有効活用していきましょう(4回目)。
このデッキの回し方
①初動は3ターン目!墓地を増やしつつ除去を飛ばそう
受けまくるデッキとはいえ、やはり自分から動くことは重要。
《インフェルノ・ドラグーン》≪「闇の王に逆らったらこうなるんだから♪」≫で墓地を肥やしつつ5コスト域に繋ぐことを意識したり、《魔誕翔天マルピア》でメタクリーチャーの除去や暴発を行いましょう。
重要なのは「素出し・暴発の両面でクリーチャーを送り込めるようにしておく」こと。最終的にビートダウンを行うデッキですので、アタッカーの頭数をしっかり稼げるようにしておく……というわけですね。
②ガチガチのトリガーで受けつつ切り返せ!
こうしてクリーチャーを用意したら、各種トリガー獣の素出しで盤面を処理・維持を行いつつクリーチャーを並べていきましょう。受けはシールドに任せて、盤面の枚数優位を最優先にするのがコツ。
また、余裕があればシールドをこの時点で数枚削っておくとあとで動きやすくなります。
この際、《インフェルノ・ドラグーン》などの破壊されてナンボのクリーチャーに攻撃させたり、殴り返し役を除去してから攻撃して、次のターンにクリーチャーが残るようにしながらやりましょう。
コンボデッキやロック持ち相手ならどうしようもないことも多いですが、「ゲームを引き延ばしつつ、こちらだけ少しずつブレイクでゲームを進めていく」が理想です。
③余裕ができたら切り札を投げてゲームを畳め!
ある程度(2-3体くらい)バトルゾーンにクリーチャーが並んだら、Zラッシュ持ちの切札を投げつけて一気にゲームを終わらせにかかりましょう。
《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》ならば両者のクリーチャーを削りながらのブレイクでじっくり構えながら、《逆転の火焔ボルシャック・メビウス》ならばZラッシュ始動からのTブレイク&アンタップで盤面を取りながら一気にブレイク……と、シールドを削っていけます。
もし除去されても、2体目を繰り出したり各種蘇生トリガーで次のターンに同じことをすればまた同じことができるはず。相手に対処を強いてゲームの主導権を握りつつ、相手のシールドを削って押し切りたいですね。
もちろん相手ターンに蘇生トリガーなどで繰り出してもいいので、その場合は予定を前倒しにして勝ちに向かっちゃいましょう。
採用候補のカード
とりあえず、コンセプトとしては出てすぐ盤面を取れるS・トリガー持ちクリーチャーならばなんでも成立するはず。
それ以外で採用できそうなカードをいくらか挙げていきますね。
《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》

【 D2フィールド 】
文明 闇/火 / コスト7
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■S・トリガー
■自分のクリーチャーすべてに「ウルトラ・セイバー:多色クリーチャー」を与える。(自分の多色クリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のクリーチャーを1体破壊してもよい)(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
■Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、各プレイヤーは自身のクリーチャーをすべて山札の一番下に置き、その後、進化ではないクリーチャーをすべて自身の墓地からバトルゾーンに出す。
50円
全体除去+全体蘇生を行いつつ《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》をウルトラ・セイバーで守れるD2フィールドです。この過程で味方を破壊できるので、シールドブレイクまで発生する噛み合いの良さ!
《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》との相性は抜群であり、もともとデッキにも入ってたんですが、あまりにも後ろ向きすぎるのと素出しが困難な重さを理由に抜けていきました。
もし採用するなら、墓地肥やし系チャージャーをちょっと増やしたり、スピードアタッカー持ちのS・トリガークリーチャーを積んだりしてみたいですね。文明は増えますが、《 魔誕の賢者ランブル 》とかアリかもです。
《冥幽のU ブライゼジェネレイド》

【 クリーチャー 】
種族 ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇 / パワー9000 / コスト5
■自分のシールドが2つ以上あれば、自分のクリーチャーを1体破壊し、[闇(3)]支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、このクリーチャーは自分のシールドを2つブレイクする。
■自分のクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーをアンタップする。
120円
逆にピーキーすぎて抜けてしまったのが、こちらの《冥幽のU ブライゼジェネレイド》。
墓地から《インフェルノ・ドラグーン》の破壊時効果を叩きつつ登場して暴発を行い、連続ブロッカー兼アタッカーにもなる……というかなりすごい噛み合いを見せてくれるのは事実なんですが、自身がトリガーではないこともあって防御面にどうしても難が発生して抜けてしまいました。
回ったときのグルーヴ感は最高なので、活かしたい場合は《逆転の火焔ボルシャック・メビウス》のかわりに2枚くらい積んで、墓地関連効果や防御効果の高いトリガー獣の比率をある程度高めつつ構築を進めてみてください。

おわりに
というわけで、どう見ても主役がベンゾルスの回でした。
《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》、本当に難しいカードではあるんですが、「ちゃんと受けを取る」「破壊していいクリーチャーが並ぶ構築にする」などを意識することでだいぶ話が変わってくるカードに感じました。
もちろんこんな奇をてらった構築にせずとも《コットピ・ルピア》や《超化秘伝アビスアサルト》なんかを活かしてまっすぐ攻めていくだけでも戦えそうですので、ぜひいろいろ試してみてくださいね。
それはそれとして、「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」「コンボデッキに当たったらどうするんだよ」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。

それでは、次の記事で。北白河でした。











